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今日の雑学:ガラパゴスフィンチ

ガラパゴス諸島に住む鳥、フィンチの総称です。
別名ダーウィンフィンチって呼ばれています。

あのチャールズダーウィンが研究した鳥として有名になりました。
ダーウィンはガラパゴス諸島を旅してる時に気づきました。

ダーウィン「え、島によってフィンチのくちばしの形ちゃうやん。なんで?」
昔の人「なんでやろ。わからん。神様がそうしたとしか。」
ダーウィン「いやちゃうやろ。絶対なんかある。」

当時、キリスト教の影響が強い世界では神様が人間を創造したという考えが強く、サルからヒトは進化してきた。などという考えは言語道断、断固拒否扱いの考え方でした。

ダーウィンが考えだした進化の説は自然選択説と言います。
これは、ダーウィンの、
生き残るのは強いものでもなく、賢いものでもなく、変化に適応したものである」という言葉に如実に現れています。

つまり、環境に適応できるものが生き残るんだ。という説です。

そこでダーウィンは、
ダーウィン「ガラパゴス諸島っていっぱい島あって気候も違うやんな?」
昔の人「せやで、全然島によって環境がちゃうからな、生えてる植物も生きてる虫もちゃうねんで」
ダーウィン「いやそれやん。エサの種類ちゃうからくちばしの発達の仕方がちゃうんやって絶対」

後の研究からも、硬い実が生えた島では太く硬いくちばしをもつフィンチが、小さな実のなる島には細くて食べやすいくちばしのフィンチが生息することがわかりましたとさ。

ちなみに島によって気候が変わったりして進化の原因になることを、生物学用語で地理的隔離って言います。

ダーウィンの時代、DNAで遺伝的に証明とかできんかったし、今でも、過去を証明するのってかなり難しいんよな。
だから証明が必要なノーベル賞はとりにくくて、進化を研究する分野ではそれに匹敵するメダル、ダーウィンメダルが贈られることになっています。

終わり。



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