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今日の注目記事(2021/6/23)当事者メディア、社員有志グループ、障害者賃上げスト、障害者雇用アンケート、神戸の人材スタートアップ

今日のビジネスとダイバーシティに関する注目記事を紹介します。

障害当事者が編集部員やモデルとして参加する「Co-Co Life☆女子部」の活動をピックアップしたダイヤモンド・オンラインの無料記事。コロナ前から業務のクラウド化、オンライン会議システムの導入するなど、ダイバーシティ&インクルージョンの時代を先取りした取り組みをしてきたこと。「配慮はするが、遠慮はしない」という姿勢で、障害当事者にも公平に、原稿の執筆、団体事務など一定の役割や責任を与え、配慮、サポートしながら育成していること。これらの点は一般企業にとっても参考になるはずです。

プライド月間に合わせて組まれた、海外のセレブやトレンドを扱うフロントロウの特集。日本の職場ではLGBT当事者の9割がカミングアウトしていない現状や、欧米の職場ではダイバーシティをテーマにした従業員有志によるグループが、当事者の声を直接聞いて社内での理解を深め、より働きやすい会社へと成長させていくための有効なツールとして導入が広がっていることなどが伝えられています。

光学機器メーカーオリンパスの特例子会社(障害者雇用を目的に設立された子会社)、オリンパスサポートメイトの労働者が6月21日に、生活できる賃金への引き上げを要求するストライキを決行した、と報じた毎日新聞電子版の有料記事。オリンパスサポートメイトの雇用実態についてはこの記事だけでは全貌が見えませんが、障害者求人の多くが時給1000円程度の最低賃金レベルで、入社後も殆ど引き上げもされないケースが多くあります。

リクルートスタッフィングが行った障害者雇用の調査結果。 2021年3月に法定雇用率が2.3%に引き上げられたことを受け、「雇用数を増やす予定」と回答した企業が36.0%、「今までと同程度の障がい者雇用数を維持する予定」と回答した企業は50.6%。障害者の在宅勤務は、「導入している(35.9%)」、「導入していないが、今後導入していきたい(13.4%)」。

注目の神戸のスタートアップ、Compassに迫った、CNET Japanの連載。Compassは年収500万円以下の層をターゲットとした人材マッチングサービス「CHOICE+転職エージェント」を運営。地方の労働市場や就職弱者の社会課題を解決することを目指しています。大津愛代表は、「起業するうえで、神戸市の非常に手厚いスタートアップ支援プログラム(シリコンバレーのメンターが参加する合宿も含む)を受けられたことが大きかった」と語っています。

(2021年6月27日追記・大津愛代表の名前が「大塚愛」になっていましたので訂正いたします。大変失礼しました)

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