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頭が悪いけど留学しようと思った

僕は4回生9月から12月という短期間ではありますが、イギリス留学に行ってきました。留学しようと思ったきっかけや、留学のために行った手続きなどを具体的に書いていきたいと思います。

留学する理由については別の投稿にも書いたので、よければこちらもご覧ください。


イギリスに留学する理由/準備の様子/留学中に書いていた日記は全てこちらのマガジンに載せているので、よければご覧ください。

簡単なプロフィール

僕は文学部の英語英米文学科に所属しています。学科名に英語って入っているので、当然1回生の頃から留学が選択肢に入ってはいましたが、コロナによりその夢は途絶えていました。

ただそれによって地域の方と関わる活動を中心に様々な活動に打ち込むことが出来たので、留学したいという気持ちは薄れていました
具体的な活動内容についてはこちらをご覧ください。

留学しようと思ったきっかけ

3回生の前期に結構人数少なめでディスカッションを行うような授業があったのですが、その中で先生が留学の話をされたことがありました。その話を聞いた時に、留学という選択肢が自分の中にあったことを思い出しました。

このまま留学をしなければ一生後悔するかも」と思ったし、この時期は毎日しんどくて「こんな1年を来年を過ごすのは嫌だな」とも考えていました。すると留学という選択肢がとても魅力的に見えてきました。

ちなみにこの時期にしんどかったことはこちらの投稿をご覧ください。

そこで次回の授業までに留学に対する考えをまとめました。するとそれが伝わったのか分からないんですけど、先生から授業の最初に「なにか話したいことある?」って無茶振りとも取れる話の振り方をされました。

ただ僕からするとずっと考えていたので、無茶ぶりでも何でもなくて「先生が留学について話していたのを聞いて自分も学生の間に留学をしたいと思いました。今は3つの選択肢があると思っていて~」と話しました。

就活が終わった後に留学
→就活が終わった後の4回生の後期に留学する。留学をしたとしても、4年で卒業できる。でも卒論もあるし、就活が無事に終わっているか分からないから、バタバタするかもしれない
休学して留学
留学就活に使えるし、卒論も落ち着いて出来る。でも莫大な金がかかるし、知り合いで休学していた先輩は友達が全然いなくて寂しそうに見たので、僕は友達と卒業したい。
③海外の大学院に進学
→4年で卒業したうえで、海外で勉強できる。しかもイギリスだと1年でMasterが取れる。でもそこまでの学力はないし、学びたいこともない。

こんな感じで「留学するか、しないか」ではなくて「留学するならどうやってするか」だけを考えて話してみました。すると先生はしっかりと聞いて、返答をしてくれました。

「休学で友達と離れるのはその時だけだし、そんなに心配しなくても良いかな。大学時代の留学は経験を積むという目的が大きいけど、大学院に進学するのは学びたい分野がないと難しいと思うよ」

そういったことを先生と話していると、別の人が手を挙げて「私も実は留学を考えていて、、」と話してくれました。そこからその人と昼休みにご飯を食べて留学について話すような関係性になりました。

そこから他にも留学を考えている2人と繋げてくれて、4人のグループの中で留学の相談は頻繁にするようになりました。自分が考えていることがあれば、発信するべきなんだなと学びます。

この4人の中で1人は大学の留学プログラムを利用して、3回生の後半でハワイに行きました。現在は留学生寮のチューターをしています。他の2人は僕と同じように就活を終了してから、4回生の後半で留学に行きました。国はアメリカカナダです。

こういった話を通して留学しようという気持ちが固まったので、ゼミの先生留学の相談をしてみると「全然いいよ!」って言ってくれました。でもこの先生は結構軽いので、大学の教務課でも留学の相談をしてみました。

すると「留学先で学ぶ内容が卒論に結びついていること」「担当教員と連絡を取れること」「卒論の口述諮問までに帰ってくること」などいくつか条件はありますが、留学に行けることを丁寧に教えてくれました。

辞めることを伝える

そういった説明を受けて僕は「就活が終わった後の4回生後期に留学する」と決めました。その時は1人暮らしをしていたので、4回生の前期実家で過ごして、後期から留学に行くことにします。

そこでその時僕が参加していた市営住宅に学生が住むプロジェクトの運営の方や自治会の会長他のメンバーに辞めることを伝えていきました。

また僕はピザのデリバリーのバイトをしていたのですが、1年以上働いているので、来年もいるとすればシフトマネージャーになります。そこで辞めることを伝えておきました。

ただこのバイト先の店長他のメンバーとは本当に仲が良かったので、就活が終わって暇になった時期に少しだけ戻りました。また会いに行きたいなと思います。

このようにして全ての所属していた団体を辞めることに決めました。なんか色々縛られていたので、これを決めた時は凄くスッキリしました。後から色々学んだこともあったので、こちらの投稿も良ければご覧ください。

壮絶な手続き

僕は本当に頭が良くないので、大学のプログラムを利用した「交換留学」をすることは出来ません。だから必然的に「私費留学」になるのですが、そのためには留学エージェントに自分で連絡を取らなければなりません。

ここへの連絡が結構遅れてしまい、留学にはIELTSのスコアが必要なことなどを初めて知りました。僕は留学したいと言いつつ、もうこの時期はほとんど英語の勉強をしてなかったので結構焦りました。

またIELTSを受けるためには、パスポートを取得する必要があったり、とにかく色々な手続きが必要でした。結果的にはIELTSを受けられたし、点数も達していましたが、他にも大変な手続きは沢山ありました。こんな感じです。

・IELTSのスコア/成績の英文書をエージェントに郵送
→成績の英文書は教務課で発行する必要があり、1週間以上かかる。
・コロナワクチンの接種証明書
→これを発行するためのマイナンバーカードの発行も必要だった。
エージェントへの沢山の書類
原本が求められるため基本郵送
教務課への沢山の書類
期限がしっかりと決まってる

忘れてるけどもっとあったと思います。エージェントに連絡したり、学校に連絡したりマジで大変でした。しかもずっと付きまとっていたのは、これだけ手続きして留学出来なかったらどうしようという不安でした。

正直その不安は留学が始まるギリギリまでずっとあったので、何とか留学をすることができて、本当に良かったと思います。

留学を終えた今どう振り返る?

親に沢山お金を借りたし、面倒な手続きも沢山あったし、所属していた全てのコミュニティを辞めるという大きな決断をしました。それでも留学出来て本当に良かったと思います。

日本で20年以上住んできた僕が海外で過ごす3ヶ月は本当に長く感じて、全てが新鮮でキラキラして見えました。もちろん大変なことも沢山ありましたが、そんな環境で過ごせたのは本当に貴重な時間でした。

もし今留学を迷っているという方がいれば絶対に行った方が良いと思います。そもそも留学を選択肢に入れられること自体が贅沢な悩みで、選択肢にさえ入れられない人も沢山います。

慣れた環境に身を置くことは居心地は良いかも知れないけど退屈です。しかも年を取ればとるほど、新しい環境に飛び出すのが怖くなってしまいます。だから今のうちに飛び出すことが大切だと思います。

おわりに

金銭的にも学力的にも留学のハードルって本当に高いです。それでも海外に行ってみたいと発信していれば、必ず応援してくれる人が現れます。まずは発信することから始めるのがお勧めです。

本日も読んでくださりありがとうございました!


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