アスリートが社会進出するにあたっての課題②

初めまして
株式会社SUCCESO 奥野です。
数ある記事の中からお読みいただき有難うございます。

今日は、先週に引き続きアスリートが社会進出するにあたっての課題についてお話しします。

先週は、選手の課題において代表的なものについて、記載しました。
今週は、社会における課題を記載しようと思います。

皆さんが経営者だったらどちらの方を中途で採用しますか?

・大学サッカー部出身で社会人5年目(営業マン)の27歳
・プロサッカー選手5年目で社会人1年目の27歳

業種業界によるかもしれませんが、多くの方が前者を選ばれたのではないでしょうか。
その理由は?

おそらく、理由として考えられるのは、
・即戦力になりそうだから
・教育コストが少なくすみそうだから
・サッカー選手は社会経験がないから
・サッカー選手はチャラチャラしていて真面目に働かなさそうだから
・プライドが高そう
などなど

上記のことが考えられるのではないでしょうか。
その気持ちわかります。
計算が立たない元アスリートよりも経験のある社会人の方がはるかに良さそうに見えます。

しかし、うわべの社会人⚪︎年目のような情報だけで判断して大丈夫でしょうか。

アスリートは明日の保証がない中、毎日精神と命の時間を費やしています。
一部の職種を除き、そのような感覚を持って仕事をしている方はどの程度いますか?

・ちょっとサボってもバレない
・ちょっと体調悪いし、会社休もう
・どうせ頑張っても評価は変わらないし頑張るだけ無駄だ
・あんな無能な上司より俺の方がマシだ

このようなことを考えたことありませんか?
僕は恥ずかしながら、会社員時代(特に社会人3-5年目)の頃は思っていました。
ちょっと仕事の要領を覚え、社内外のつながりが濃くなり、自分に裁量権が少しずつ持たされ、なんでもできるようになった気になり、評価されないなら転職してやる。

このような感覚の方が転職のサポートをしていると時たまいます。

精神と命を削っているアスリートとこのような社会人、どちらが即戦力になりそうですか?

このような方が多いわけではありませんが、うわべで見るとこのような方を採用し、業績悪化を招く企業を時にはあります。

話がそれましたが、なぜこの話をしたかというと、うわべの情報のみで判断している企業が多く、ちゃんと中身を見てほしいということを言いたかったです。

書類で人の何がわかりますか?
学歴でフィルターをかける理由はわかります。
しかし、プロスポーツ選手になるということは、東大に受かり卒業するより難しいことだと考えます。(東大生の方すみません。生意気言いました。)
そのような過酷な環境を乗り越えたアスリートを迎え入れる準備をしてないのに、アスリートに否定的な社会を変えたいです。

インターンなどを通して、アンマッチを予防することも可能だと思います。
他にもたくさんアスリートの特性を知る機会を作り、アスリートの持つ特殊な能力を最大限発揮できる世の中を実現したいです。

競技で毎日試行錯誤してきたことをビジネスに変換させることは容易ではありませんが、それができれば鬼に金棒だと思います。

そのための研修を用意しています。
ぜひお声掛けください。


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