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イギリスの家なき人と犬

昨日は「猫の日」でしたね、日本では。以前、海外で「おや?」と思ったことがある。欧米ではホームレスの若者が少なくない。犬を連れている人もいる。失業率が高い国では、ホームレスの人が多い。ただ、その中でも 20 代くらいの若者が比較的多く、さらに犬と一緒に路上で暮らしている人たちもいるのが意外だった。

日本では、動物を連れているホームレスの人は少ないような気がする。なぜなんだろう。文化や風習のちがい? 福祉の概念のちがい?

住居を失った人たちにも動物と一緒に暮らす自由や権利があると思うし、むしろ誰よりも切実に伴侶動物と離れがたいかもしれない。将来もし私が生活保護を受ける立場、あるいは路上生活になったら、今うちにいる動物たちと無理矢理引き裂かれることもあり得るのかな。

もしそうなら、経済大国よりも福祉大国に住みたいな。貧困層や路上生活の人たちが連れている動物に対して医療費の減免をしている国々もある。たとえすべてを失っても、伴侶動物とだけは離れたくないと思う人は多いのでは?( 最近ではペットという呼び方を避ける風潮が国内外で高まっていますね。)

動物福祉を含め、福祉全般において日本はまだ後進国だと言われているし、たとえば「公的な生活保護を受けている人に動物を飼う資格はない」とか言う人も多いのかな?

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