アイドル歌会@お花見スペシャル🌸
アイドルが短歌を詠み、ヲタクと鑑賞するあまりにも楽しいイベント「アイドル歌会」!
またしても出演させていただきました。
記念すべき第10回開催おめでとうございます!
今回も、お題に沿って作った歌をnoteに残しておきます。イベント中に披露した以外の歌もございます、ご笑覧くださいませ。
<お題:歓声>
「これ込みでライブだった」と思い出す ところで何を叫んでいるの?
要するに総大将だと自覚する大音声で名前呼ばれて
<お題:MC >
「つたない」がもう「かわいい」にならぬほど重ねた言葉と年月思う
今日に向け選んだ曲と言葉たち全部届けてライブですから
「いくぞ!」じゃなく「いくよ♪」と煽るアイドルを推しがち些細なこだわりですが
丁寧な聞き手に恵まれ好き勝手演説しているワンマンライブ
<自由題:髪型>
簡単にまとめられない散らかった心も今朝のポニーテールも
「崩さない程度にほぐす」そんなこと簡単そうに言わないでよね
三つ編みをほどいた香りに包まれて自分の機嫌は自分でとれる
偽物が一番きれいに目立ってる一筋走るブルーのエクステ
ちなみに「付句」のコーナーもありまして、指定の上の句、下の句につけて完成させた歌がこちらです。
<付句:タンポポの綿毛のように飛び立って>
タンポポの綿毛のように飛び立ってそれぞれ根を張るセカンドキャリア
<付句:可愛いだけじゃ生きていけない>
いかんせんチャームポイントがありすぎて可愛いだけじゃ生きていけない
そして次回までの宿題として、私からも付句のお題を出題させていただいています。
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推しのおかげで寿命が延びる
「推し」とお呼びするにはあまりにも畏れ多いのですが、いつもリモートで参加されている俵万智さんが会場に降臨されていて、すーぱーはっぴーでした……。
俵さんはじめ、アイドル歌会の皆様のおかげで、アイドルの職業寿命は確実に延びてると思います……!
「短歌だから言える」、あるいは「短歌を詠もうという視点で振り返ったからこそ気づける」気持ちが確実にあって、そういうものをアイドルが臆さず発信していける環境ってすごくありがたいです。気恥ずかしさや怖さもあるけれど、こういった発信を受けとめてもらう経験は、仕事に向き合うモチベーションに大きく影響すると実感しています。
そして大喜利的な楽しみ方も、アイドルとヲタクとすごく相性がいい!ヲタクの短歌読むのいつも楽しいです。
付句の宿題、#アイドル歌会 をつけて、ぜひツイートしてくださいませ!
ちなみに、昨日の会場では「日本語検定」さんの機関誌「ごけん」をお配りいたしました。私のインタビュー、掲載していただいてます。
字数制限のある短歌をのびのび詠むために、日本語検定の勉強をして表現の選択肢を増やすことはきっと役に立つと思います。にほごんの表紙がとてもかわいいので、ぜひチェックしていただけたら嬉しいです。
以下は過去の「アイドル歌会」出演時の記録です。たくさん嬉しい〜!
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