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子どもを本好きにするメリットとその方法。子どもの周りを本で取り囲もう。

 「本を読むのって大事だってわかってるんだけど、どうやったら子どもに本を好きにさせられるの?( ;´Д`)」これ、私も悩んだ経験あります。今日は、本を好きにさせるメリットとその方法について、お話しします。

この記事は…

・子育て中の親御さん(幼児〜中学生くらいまで有効)
・これから親になる方
・教育関係にお勤めの方

に役立つ記事です。

☆子どもの周りを本で取り囲もう☆

 本を読むメリットは誰もが知るところです。「読解力」や「語彙力」が身につくのはもちろん、「思いやり」が身につくという調査結果もあります。

また…

 ということもあります。メリットだらけですね。

しかし、大人である自分ならともかく、子どもに本をたくさん読ませるのは大変そう…f^_^;

☆1.リビングに本棚を置く☆

 これは何となく想像つきますよね。家のスペースの問題もありますが…f^_^;本に限らず、子どもの手に取りやすいところにあることは親しみを持ちやすくなる大きな要因になります。

 国際教養大学のアンドリュー・J・サター特任教授によれば、ユダヤ人の多くの家庭には、リビングなど家族が集まる場所に本棚がある(中略)リビングのほかにも、寝室や廊下など、自然と子どもの目にとまるところに本を置いておくと、いつでも気の向くままに手にとって読むことができます。
 『子育てベスト100』(加藤紀子 著)より抜粋

☆2.読み聞かせをする☆

 子どもが小さい頃に絵本の読み聞かせをしてあげているご家庭は多いのではないでしょうか。その根拠は一体なんでしょうか。

『できる子に育つ 魔法の読みきかせ』の著者、ジム・トレリースには、

子どもは中学2年生くらいまで、読む力が聞く力に追いつかない

と述べています。よって、

小学生になっても本を読んであげることで新しい言葉を学び、様々な物事への興味や関心がめばえ、感情が豊かになっていきます。
『子育てベスト100』(加藤紀子)より抜粋

☆3. 親が本を読む☆

 「親の背中を見て子は育つ」といいますが、読書に関しても同じことが言えるようです。

 厚生労働省が小学2年生とその親を対象にした調査によると、子どもが1ヶ月に読む本の冊数は、両親が読む本の冊数にほぼ比例している

 みなさんは、本を読んでいますか?私は…頑張っている最中です(笑)

☆我が家の場合☆

 我が家では上の娘にいつの頃からか「寝る前」に本を読んであげることがルーティンになっています。正直、毎日毎日読むのはツラいときも…(´;ω;`)

また娘が持ってくる本が妙に分厚かったりして↓

 「こんなん、最後まで読んでられるかぁ!!\\\٩(`^´)۶////」となることもしばしば………。(よく見たら、全78ページ!)

もちろん章ごとに分けて読んだりして、何とか納得させています(笑)

ちなみに、夜の読み聞かせのためにこんなものも買ってみました↓

 この本のメリットは…

 ✅娘がアナ雪が大好き
 ✅1日3分で読める分量で区切られている
 ✅映画に無いお話が読める
 ✅全体の分量があるのでそうそう読み飽きない

寝る前に読む本に迷っている方には、オススメの一冊です。

☆本を嫌いにさせないために☆

 「本なんか、そう簡単に好きになる子ばかりじゃないよ…。゚(゚´Д`゚)゚。。」
そうですね。簡単ではありません。その子の性格や興味、そして成長段階によっても異なるため、焦らずにじっくりといくしか無いでしょう。

 私は「本を好きにさせることが第一だが、“嫌いにさせないこと“の方がもっと大事」だと考えます。では、嫌いにならないためにはどうするか?

 ✅面白く無い本はナナメ読みでもOK
    ✅どんどん次の本を探す
 ✅面白い本は読み終えても“面白い“ 
 ✅つまらない本はきちんと読んでも“覚えていない“

 読んだ後何も残らない本は、自分にとってその程度の本だったと良い意味で理解して、次の本を探しに行く。一冊を時間をかけてダラダラと読み続けるよりは、どんどん次の本を手にとった方が、面白い本に出会う確率が高まります。

☆まとめ☆

メリットは.
✅「読解力」「語彙力」「思いやり」が身につく
✅将来的にマタイ効果が期待できる
そして本好きにする方法は…
✅子供が手に取れる場所に本をたくさん置く
✅読み聞かせをしてあげる
✅親自身が本を読む
気をつけるべきことは…
✅本を嫌いにさせないこと

 いかがでしたでしょうか?小学生くらいなら、まだまだ本の世界に誘うチャンスはまだありそうですね(´∀`)本は知の泉。おうち時間が増えるこの秋冬も、親子ともども、本を手にとってみてはいかがでしょうか?


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