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息子の自転車について注意する母と子供の気持ちになった僕

Lumos💡

こんにちは!雄介です。

今回も今日あった出来事で考えたことです。
今回の結論は「当たり前を疑うことの大切さ」です。

大人の目線と子供の目線

駅からの帰り道での出来事です。
閑静な住宅街のイメージで、車道が真ん中に一本と歩道がある道です。

いつも通り今日もいい天気だな~とか歩いていると
後ろから自転車に乗ったお母さんと息子さんが横を通り過ぎました。

結構狭い道で、車が通ることを考慮してお母さんは歩道のガードレースすれすれを走っていました。
ちょうど僕の横で並走するくらいのタイミングで目の前の信号が赤になりました。

お母さんは信号を見て停止。
息子さんは、まだ補助輪が取れたてだったのでしょう。
ヘルメットをしてよろよろしていました。停止したお母さんに直前まで気づいていないようで、ぶつかりそうになりながらなんとか停止。

その様子を見てお母さんは「危ないでしょー!」と一言。

この時、僕の脳内には子供の頃の記憶が流れてきました。
補助輪取れたてで、初めて自分の力だけで漕ぎ、まっすぐ前に進む難しさ。

なんとなく息子さんの心情を想像すると、
「狭い道でスロースピードに落とし、ゆっくり停車する」
目の前のお母さんを見ている余裕はなく、自転車の操作に必死だったのかな?確かに、最初は結構難しいよな~って。

大人の一言が子供が大人になった時に影響する

お母さんは心配・迷惑・危険などいろんなことを考えて放ったかもしれません。
でも子供からしたら、
頑張って運転してるのに怒られた
一生懸命していたのに怒られてしまった
のように心の傷になりかねないのかな、と。
(あくまで個人的な想像・意見であり、発言を否定する意図はないです)

みなさんも子供のころに怒られたことありますよね。
大人になった今、言われたことは覚えていないかもしれません。
でも、あなたの心の奥底、無意識の中にはトラウマとして残っていることもあります。

普段の感じる意識は氷山の一角。
小さいころのトラウマは無意識にあり。

僕もありました。親、友人、他人など昔の自分にとってトラウマになる対象はそれぞれです。
僕の場合、小学生くらいの頃でしょうか。
何が理由だったか忘れましたが、お腹がすいていたのか、のどが渇いていたのか、お母さんに対して
「お腹すいてもう死にそうー。」と不満を呈したんです。
じゃあ死ねば~?」そう一言返されました。
今ではふざけて言っていたのは百も承知ですが、当時はもちろん違います。

・お母さんは自分が死んでもいいと思っているのかな?
・自分はいい子じゃなかったのかな?
・自分は価値がないのかな?

こんなことを子供ながらに無意識に考え、トラウマとして心の奥底に蓋をしてしまったんです。
同時に結構なショックを受けたことを今でも覚えています。

普段は、こんなこと思い出しもしないし、結構最近まで忘れていたことです。
でも、「記憶として忘れていること」と「自分の中で解決したこと」
イコールではありません。
大人になった今も無意識のトラウマとして人格や思い込みに深く刷り込まれています。
僕の場合、上記のトラウマにより
・相手に価値のある人だと思われるために、相手の目をとても気にする
・周りと比較して自分が劣っている不機嫌になったり、嫉妬する
・親に対して素直になれない(家族関係は良好ですが、どこか殻をかぶっている感覚です)

記事を読んでいただいている方の中でも、共感してくださる方はいるのではないでしょうか?
トラウマの種類や今の自分の在り方への影響はそれぞれですが、多くの方は何かしら思い込みやトラウマによる影響を今感じているかもしれません。

自分と向き合うということ

では、「そんなトラウマを植え付けた親が悪い!!」ということを言いたいわけではありません。

心の中にいる幼少期の自分を、今の自分が受け入れて認めてあげることが大事です。

僕の場合、上記の頃の自分をまずは認識する。
そして受け入れて、今の自分は過去の自分にかけたい言葉を思い浮かべます。
「自分は価値がないと言われたように感じたんだね。」
「だから他人の目を気にしたり、自分に自信がなくなったんだよね。」

「でももう大丈夫。君はそう言われても勉強を頑張ったり、自分の好きなことに夢中になったりできたじゃん。他人の目なんて気にしないで、自分の好きなことを精一杯やってほしい

その時かけた言葉。それが今の自分のなりたい姿であり、本来の自分。
少しずつ過去の自分と向き合うことで、
自信がついたり、明るくなったり、挑戦できるようになったり、社交的になったり、、、
いろんな変化が見込めます。でもそれが本来の自分のありたい姿。

・・・そんなことを考えながら帰ってませんよ!?
でも、僕が伝えたいことは伝わったでしょうか。
こんな記事を少しずつ書きながら、誰もが自分の人生を夢中に生きられる世の中にしたいと、そう思っています。

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Nox

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