戸惑いと感謝@新しい職場
8月10日より、スーパーのパートが始まりました。当初は、週20−30時間働く予定だったのですが、どうも人手が足りないようで、気がついたら、1日8時間x5日も働いてました。パートのはずが、いきなりの週40時間勤務。
心身共にどーーーーーっと疲れた最初の週。家に帰って、家事を終えた後は、突如、15000歩も歩かされた足をソファのアームレストにのせ、ジーーーーーンとするのを感じてました。
寝ても覚めても、頭の中は、商品の事やスーパー内のレイアウトで、グルングルン。休みの日以外は、ヨガもできてない。5ヶ月の自粛生活後だったので、インプットが多すぎるこのNew Routineには、私の時間がほぼ皆無。54歳にもなろうとしてる体には、やっぱりキツかったかしら?気軽に始めたつもりが、パートを始めたぐらいで、いっぱいいっぱいになっちゃってる私に戸惑ってました。
まぁ〜、最初の2週間はしょうがない。
と友人達にも言われ、第2週目に突入。休み明け、パートに出たら「あらっ?!」心なしか、仕事が楽になってる。そりゃー、そう。先週40時間で覚えた、お店のレイアウトや商品が頭に入ってる。先週、いろんなトラブルに対する対処も教えてもらったので、問題も一人でこなせて、心なしか、1日がスムーズに進んでる感。もちろん、まだまだですが。。。
それに何より、一緒に仕事をしている人が私の名前を覚えてくれたり、声をかけてくれたり。
「Hi, Midori. How are you doing?」
そう、「How are you doing?」。自分が透明人間になってない。人に見られてる。「大丈夫?」って、気にかけてもらってる。
最初は、職場に溶け込めてる感がなく、ひとりぼっち感の中で仕事をし、尚且つ、覚えることも多く、はち切れそうだったけど、人とつながった感ができると心がほっこりして、固まってた表情も緊張してた心も緩んでくる。それだけで気分はUP。
人と繋がるって重要。それが、例え一言でも。その一言が、誰かを救う事もある。
そう言えば、家族と小さな自分のバブルの中の人達以外とは、Physicallyにつながってなかったこの5ヶ月。
人間と人間が触れ合う喜びを、今更にして感じてる今。ちょっと余裕が出てきたので、お客さんにも話しかけてみたり。アメリカではレジに並んでて、前後の人に話しかけたりする事は普通。関東人の私にはあり得なかった事だけど。。。そして、そのお客様から、「ありがとう」のお言葉を頂戴。大袈裟だけど、「生きてる感」を感じる。
「How are you?」「 大丈夫?」「元気?」の大切さ。
だから、”Pay it forward”
他の人がしてくれて嬉しい事を他の人にします。Pay it forward。好きな言葉。私も新しく入ってくるアルバイト生や他の人に、Pay it forwardで「How are you?」
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新職場での学び、もう一つ。私がオンラインサロンに入ってる伊木ヒロシさんが良く言われます。
「足るを知る」
「無いもの」「不足しているもの」ではなく、「足りてるもの」「既にあるもの」に着目する。老子の幸せになる為の教え。
忘れちゃうんです、どれだけ、私が恵まれている事。向上心があると言えば、聞こえはいいけど、「まだまだだ。」「〇〇があったなら。」「私はダメだ。」
夢を持つ事も、その夢に向かって頑張る事も重要。
だけど、このような言葉で、くくってしまう事、多々あります。自分の中の「有る」を探したら、100個じゃ、すまない「有る」がある。例え、大きな「有る」は見つからなくても、小さな「有る」は沢山ある。
幼稚園のように、子供と戯れる仕事はできてないけど、この時期、仕事をしようと思って、すぐに見つかったのはとても感謝する事。
感謝の気持ちの温度計が下がったら、自分の中の「足るを知る」作業をして、温度計をあげちゃう。この暑さも吹き飛ばさないと!(と、只今、午後3時、35度)
そうそう、本日、スーパーから(?)届きました。
靴が。。。
さすが!お客様の健康だけでなく、従業員のことまで考えてくれてます。
これは、普通のNew Balanceのスニーカーじゃないんです。会社とNew Balanceがコラボした、滑らないスニーカー。底が違うんです。オンラインの「仕事人用の靴屋さん」には、仕事の用途に合わせていろいろ種類があるようで、私は滑らなくて、フットワークが軽いモノを選びました。会社は1年で60ドル出してくれるので、私はちょっと自腹を切ったのですが、履いてみたらフットワーク軽かったので、大正解。
そんな会社だもの。感謝ですよね。
ところで、How are YOU doing?
Love,
Midori
Thank you by New Edition (ボビーブラウンがいたグループのゴスペルソング)
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