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day9 「同棲」 怒らない選択


もうすぐ同棲を始めて

7ヶ月を迎える

私と彼。


私は生粋のA型で完璧主義。


・綺麗好き

・何でもすぐやるタイプ(家事、準備など)

・やり始めたらとことんやる

・要領悪い

・色々溜め込むタイプ


それに比べ彼はB型でおおらかな性格。


・片付け苦手

・置きっぱなし脱ぎっぱなしやりっぱなし人間

・嫌なことはひとまず置いとくタイプ

・要領いい

・思ったことはすぐ口にするタイプ


こう見てみると

ほぼ真逆な私たち。

でも、あまり喧嘩をしない。


その理由を考えてみた。



お互いに

怒らない選択をしているからだ。



怒らずに

・相手に合わす

・割り切る

・行為に感謝する

このどれかの選択をする。



・相手に合わす


彼はどちらかといえば

ずっと一緒にいたいタイプ。


私はもともと一人の時間が好きで

本を読んだり書き物をしたりする時間が好き。


一緒に暮らし始めて

大丈夫かな?と思っていたけど

案外苦じゃないことに気づいた。


くっつきながらでも

書き物とか読書はできる。


ぞれどころか1人じゃ出会うことのなかった

趣味を共有することもできる。


私は彼の影響で

アニメが好きになった。


1日1,2話を一緒に見るのも

今の習慣。

1日の楽しみだったりする。


ひとりの時間ももちろん

必要だけどそれ以上に

2人の時間はもっと特別で

大切にしなきゃと思う。



・割り切る


同棲を初めて間もない頃

私は彼の「〇〇っぱなし」が

気になって仕方なかった。


朝着替えた後

パジャマは床に落ちたままだし


洗面台のところでは

朝髪の毛をセットした後

ワックスの蓋が開きっぱなしで

置いてあるし


タバコが1本も入っていない

ただの空箱はキッチンに

置いたまま。



当初は伝えていた。


「パジャマは洗濯機に入れといて欲しい」

「蓋開けっぱなしだったよ」

「空箱はすぐ捨ててね」


でも、直らなかった。


その時ふと思った。

「私がやればいっか」


私は気になるけど

彼はそういうのを気にならない。


逆に私が朝慌ててて

たまに服が散乱してたりしてても

彼は何も言わない。


気にしてるのは私だけ。

だったら気になる私がやればいい。


そう割り切れた瞬間に

私の「すぐやる」性格が

活かされて今でも

部屋は綺麗に保たれている。


朝の習慣の中に

「彼を見送るついでに床に落ちている彼のパジャマを洗濯機に入れる」

っていうのが加わったし、


料理をする前に

「タバコの空箱があれば捨てる」

っていう習慣ができた。


・行為に感謝する


彼はご飯を炊いてくれたり

洗濯物を畳んでくれたり

洗濯を干してくれたり

食器を洗ってくれたり

料理をしてくれたり


いろんな家事を

毎日たくさんしてくれる。


私の生粋のA型精神は

そんな時にも出てきて

泡が残ってたり

キッチンが汚れていたり

干し方が気に入らなかったりする。


こんな自分がたまに嫌になる時もあった。

何でこんな些細なことさえも

気になってしまうんだろう?


だけど、

よくよく考えてみたら


そんなことより

やってくれてること自体

尊いじゃんって気づいた。


確かに、

要求するときはある。


「服に跡がついちゃうから

こういう服はこれに干してほしい」って。


彼はその要求に答えてくれる時もあるし

忘れてる時もある。


だけど、まずは

「ありがとう」


やってくれることが当たり前じゃない。


お互い働いてるし

疲れてる時だってあるし

怠けたい日だってあるし

もっと優先的にやりたいことだってある。


彼はゲームが大好きだから。


さぞかしゲームがしたかろうに

洗濯機が終わりのピーを鳴らすと

ゲームのキリがついたところで

立ち上がる。


そういう姿を見るようになってから

余計に尊くなった。


本当にありがとうだよね。


怒りたくなる気持ちが

全くないかって言われると

たまにはあるかも知れないけど


そういう時に

「怒らない選択」を

頭の隅に置いておけば


怒りたくなった時

その選択が

自分を落ち着かせてくれるし


後々、後悔せずに

伝えたいことを

確実に伝えることにもつながる。


いつもありがとう。

彼くん。

これからもよろしく。


「一宿一飯」ゆちこ。




サポートありがとうございます。心から感謝いたします。