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Day 11 「本」 随筆書いてる人=ライターって知ってた?

「読みたいことを書けばいい」人生が変わるシンプルな文章術。


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この本は、

文章を書く仕事に就くなら

必ずと言って良いほど

読んでおいて損はない。



まず、事象心象、そして随筆ついて最初に話しておく。


本書を読んで知った言葉だが、

事象・・・漢字のままに、その事柄や物事。映画を観たり、小説を読んだりすることも含まれる。(報道やルポルタージュ(現地報告など))

心象・・・耳、目で感じたことを基に意識の中でイメージしたもの。(創作、フィクション、小説)事実としてないこと。

随筆・・・「事象と心象が交わるところに生まれる文章」


この随筆という分野で文章を綴り、仕事にしている人が、

今一般に言われるライターとも書かれている。



そこまで読んで初めて、

私の心は「あ、私はこの「随筆」というのを書きたいんだ」と思った。



どこまで無知で適当なんだろうか。


私がこのブログを初めていくつか記事を書き、

毎日更新しようと決めて

なんとなく書いていた文章。


だが、なにを書いているのか、何を書きたいのか。

自分で書いているものなのに知らなかったのである。

本書の中の言葉を借りるのであれば、

「つまらない人間」だ。「小学生の作文」だ。


そして、この本を読んで自分に足りないものを真っ直ぐ突きつけられた。

それが知識である。

本書にはこう書いてある。


書くという行為において最も重要なのはファクトである。ライターの仕事はまず「調べる」ことから始める。そして調べた9割を棄て、残った1割を書いた中の1割にやっと「筆者はこう思う」と書く。調べもせずに、「文章とは自分の表現をする場だ」と思っている人は、ライターというフィールドでは仕事をすることができない。


最後の一文に心臓を撃ち抜かれた。

まさに私のことだったからだ。


だが、(そうか、私はこれを仕事にできないのか)と落ち込んでいる場合ではない。


知識と言っても抽象的だが、

私はこれに関しては人より長けていると自信を持てるくらいには

一つのことについての知識を蓄えたい。



たくさん知識を蓄えた上で

私が本当に読みたいものが見えてきて、

それを書く日がくるのだ。


「格物致知」ゆちこ。

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