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kana58kana
Day 11 「本」 随筆書いてる人=ライターって知ってた?
「読みたいことを書けばいい」人生が変わるシンプルな文章術。
この本は、
文章を書く仕事に就くなら
必ずと言って良いほど
読んでおいて損はない。
まず、事象と心象、そして随筆ついて最初に話しておく。
本書を読んで知った言葉だが、
事象・・・漢字のままに、その事柄や物事。映画を観たり、小説を読んだりすることも含まれる。(報道やルポルタージュ(現地報告など))
心象・・・耳、目で感じたことを基に意識の中でイメージしたもの。(創作、フィクション、小説)事実としてないこと。
随筆・・・「事象と心象が交わるところに生まれる文章」
この随筆という分野で文章を綴り、仕事にしている人が、
今一般に言われるライターとも書かれている。
そこまで読んで初めて、
私の心は「あ、私はこの「随筆」というのを書きたいんだ」と思った。
どこまで無知で適当なんだろうか。
私がこのブログを初めていくつか記事を書き、
毎日更新しようと決めて
なんとなく書いていた文章。
だが、なにを書いているのか、何を書きたいのか。
自分で書いているものなのに知らなかったのである。
本書の中の言葉を借りるのであれば、
「つまらない人間」だ。「小学生の作文」だ。
そして、この本を読んで自分に足りないものを真っ直ぐ突きつけられた。
それが知識である。
本書にはこう書いてある。
書くという行為において最も重要なのはファクトである。ライターの仕事はまず「調べる」ことから始める。そして調べた9割を棄て、残った1割を書いた中の1割にやっと「筆者はこう思う」と書く。調べもせずに、「文章とは自分の表現をする場だ」と思っている人は、ライターというフィールドでは仕事をすることができない。
最後の一文に心臓を撃ち抜かれた。
まさに私のことだったからだ。
だが、(そうか、私はこれを仕事にできないのか)と落ち込んでいる場合ではない。
知識と言っても抽象的だが、
私はこれに関しては人より長けていると自信を持てるくらいには
一つのことについての知識を蓄えたい。
たくさん知識を蓄えた上で
私が本当に読みたいものが見えてきて、
それを書く日がくるのだ。
「格物致知」ゆちこ。
サポートありがとうございます。心から感謝いたします。