見出し画像

労働生産性を向上させる3つの要素

こんにちは、業務可視化・改善コンサルタントのスズキユウです。

皆さんはDXや業務改善のテーマで度々取り上げられる労働生産性の向上について、具体的な施策をいくつ思い浮かべられるでしょうか。

今回は労働生産性を向上させるために必要な3つの要素をご紹介したいと思います。

労働生産性とは

労働生産性とは、企業が新しく生み出した価値を従業員数で割った数値で、企業の稼ぐチカラと表現することができます。

労働生産性には以下の2種類が含まれます。

  • 物的生産性:純粋な生産能力、物質の生産効率

  • 付加価値生産性:企業が新しく生み出した金額ベースの価値

国際的な生産性の比較には付加価値生産性が使用されます。本記事では以後付加価値生産性を対象に説明します。

日本の労働生産性は諸外国と比較して低い

従業員1人当たりの労働生産性比較

日本の付加価値生産性は諸外国と比較して低い水準にあります。これは主に無形資産投資の伸び悩み、つまり企業のデジタル化の遅れが原因と結論づけられています。

(出典:日本生産性本部 労働生産性の国際比較2022より)

https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/report_2022.pdf

付加価値生産性を上げる3つの要素

付加価値生産性を上げるためには、以下の3要素が必要です。

業務内容・時間の可視化

業務を可視化し、標準作業時間を分析してタイムマネジメントを可能にします。

業務の標準化

業務の効率的な手法をルールやマニュアルに落とし込み、誰もが同品質の作業ができるようにします。

業務の自動化・効率化

AIやロボット等のICTを導入することで業務を自動化、効率化し、人的リソースの省力化と最適化を図ります。

これらは相互に関連しているため、付加価値生産性の向上にあたってはこれらの3要素を意識して実施する必要があります。

付加価値生産性を向上する方法

付加価値生産性を向上する方法は、上記の3要素をワンストップで分析・管理できるBPMツールの導入が効果的です。

iGrafx Process360 Liveは以下の3要素に対応した機能をすべて持っているため、ワンストップで付加価値生産性の向上を実現することができます。

業務内容・時間の可視化

プロセスモデリングやプロセスマイニングの機能を使用して、業務内容や実際のデータに基づく業務パターン・所要時間を可視化・分析することができます。

業務の標準化

業務プロセスフローには業務の具体的な手順や動画、業務資料を集約することができ、webブラウザを通じてフローチャートを指で辿るだけで業務実施できる状況を提供します。

業務の自動化・効率化

iGrafx Process360 Liveは他のBPMS製品やAI、 RPA、ノーコード/ローコード等と連携することが可能です。またRPA等の自動化ツールの実行状況をモニタリングすることも可能であるため、業務効率化の状況をモニタリングすることが可能です。


iGrafx Process360 Liveについてはこちらの記事でデモや事例を紹介しています。
ぜひご覧ください。

付加価値生産性は企業の稼ぐ力とも言えるだけに、付加価値生産性の向上は企業にとって最重要課題と言えます。

DXや業務改善にお悩みの方は今回ご紹介した3要素に沿って施策のご検討をされるのはいかがでしょうか。

本記事があなたのご参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?