外国語を学ぶことは必要か?

私は、外国語を学ぶことは必要か?という問いに対し、NOの立場でした。

外国語を学ぶ必要はない

なぜ私はそう思うのか。

私は外国語を学んだところで、喋れたところでそれに+αのスキルがないとその人が海外で活躍するのは難しいかと思います。

しかし、+αのスキルを持っているけれど、言語を喋ることができない。これに関しては通訳の人を雇う、または翻訳機でなんとかなってしまうこともある、その地にいるだけで自然と喋れるようになってくる…など言語はどうにでもなるので、前者の人よりは海外で活躍する可能性が高いかと思います。

よって、私は外国語、特に英語を学ぶことはそこまで重要ではないと感じており、冒頭の質問に対してもNOの立場でした。

皆さんもお気づきかと思いますが、そうです、過去形です。

アルバイトの経験が私を変えた

先日、アルバイトをしていたときに韓国人のお客様がいらっしゃいました。
母と子で2人で来店。子はおそらく5歳くらいかと思います。

するとその子が私に向かって、「엄마(オンマ)!엄마!」と満面の笑みで話しかけてきたのです。

私は韓国ドラマや昔はアイドルを追っており、韓国語をある程度知っていたので、"엄마=お母さん"ということはすぐにわかりました。
だから、「いや私엄마じゃなくて누나(ヌナ、男性から見た年上の女性)なのになあと思うと同時に、めっちゃ可愛いなあ」とこちらまで笑顔になりました。

しかし、もし仮に私が韓国語がわからなかったら「オンマ?おなかすいているのかな?」とその子の気持ちを上手く理解することができなかったかもしれません。

外国語学習は何かあった時のためにする

アルバイト中は、基本スマホが使用できないので自分の脳を頼るしかない。スマホも電波がなければただの機械。
もし災害でスマホが使えなかったら、もし外国人と接触した時周りに頼れる人やモノがなかったら・・・

そう思考を巡らせているうちに、たしかにごく普通の日常生活がずっと続くのであれば外国語は学ぶ必要はないけれど、非常時に意思疎通を図るうえで非常に大切なのではないかと思うようになりました。

そこで、意思疎通ができるかどうかで、生き延びるかそうでないかも決まってくるのではないかと考えています。

だから、私としては今回の経験から、外国語学習は何もトラブルがない日常がずっと続くのなら学ぶ必要はない、けれど少しでもリスクがある日常ならば学んでおいた方が多くの命を救える可能性があるという結論に至っています。

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