最終面接に同席しました
面接したこの人と働きたい!
という人の最終面接には同席するようにしています。
その時の話。
「小さい頃の夢は?」
という質問で、社長から自分にも振られました。紛れもなく、バキュームカーの作業員でした。
小6で家を建て替えるまで実家は水洗のトイレではなかったので、いつも回収に来てもらっていました。
このあいだ、帰省した時に母親が、
「いつもバキュームカーが来るとキタキター!って走って見に行ってたのよ(笑)かっこいい!!!将来これやりたい!って」
来る度にいつも見に行ってたら、ある日手袋持ってきてくれて、実際にやってみる?ってなって手伝ったんですけど、
忘れもしない。その時のおじさんの表情はとても笑顔でキラキラしてたんですよね!
自分も同じ様な表情で夢中になってました!
父親が大手ハウスメーカーに勤めていたので、便座でバスケットゴールを駐車場に作ってくれてて、いつもそれで友達と遊んでたんで、家も便座がいいなぁーって思ってたんですけど、家を建てた変えて綺麗な便座に座った瞬間、とてつもない喪失感に襲われたんです・・・
臨んでいた世界を手に入れて、楽しみにしていたものを失った感覚。
もうあの人たちと会えないのかという寂しさ。
何でカッコいいかって思ったのか?
きっと人の嫌がるものだったり、避けたい事に向き合ってる姿がカッコよかったんだと思います。
だから、今は人に良い影響を与えられる様な仕事がしたいって毎日思ってます。
そしてそれを口に出して語る事を意識しています。
形は変えてもどの環境でもその夢の本質は変わらないと実感した時間でした。
その話を社内で共有したところ、ホースのシェアを日本で30%持っている企業なので、今度そのバキュームカーのホース営業の同行をできることに!!
今は衛生車と言うらしく、そこのホースは非常に重要です。
幼い頃の夢を語って、相手と想いを語り合って、その時間は紛れもなくかけがえのない時間になる。これが人生のストーリーかと思うと感動して泣けてきますね。
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