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こだわりを持っている人が輝ける就活

今年の夏ごろからとある企業でエンジニア志望の新卒向けの就活イベントを企画している。これがすごく面白い。

サムネイルの写真はそのイベント(ハッカソン)の一部である。

就活なるものは体験していたが、合説に顔出してみたり、早期インターンの面接を受けたりしただけであるので、本選考は受けたことがないし、グループディスカッションにも参加したことがない。なんならウェブテもない。

なので、数人にいわゆる就活に関するインタビューをした。ゆるいながらも、よいことを聞けた。

就活生がなぜ自分を押し殺すのか。
実際、就活の相談をした、されたときにこの話題はよく出ると思う。

自分の良さを出しなさい、作った自分で就活に望まない方がいいよ。

そんなことは言うのも簡単、やろうと思うのも簡単。でも、できない。

なぜなら

就活の一般的なルール、作法にのっとってやる人が圧倒的に強いからである。

グルディスでは自分の意見を押し通すことはよくないらしい。しかも大体30分の間に、5〜8人でディスカッション、本題について喋れるのはせいぜい3分。

集団面接では就活でウケる話をした人が勝つらしい。

OB, OG訪問で本当に為になるアドバイスをもらえる人は稀らしい。

そんな空気の中で就活をしていると、人はいつのまにかこだわりを出せなくなっているように見えた。

個人的には就活は実現したいことを一緒にできる仲間探しだと思っている。
自分のこだわりに共感してくれて、相手のこだわりに共感できる、そんな場所、仲間を探すのである。

以下の記事では尾原さんが就活について面白く語っているのでまた読んでほしい。

https://careerhack.en-japan.com/report/detail/860

彼によれば情熱に共感し、一緒にやろうよ!
となるのがいいらしい。
私はこだわりという言葉を選ぶが、本当にその通りだと思う。

そうするためにはこだわりが出せないと始まらない。でも、就活のルールにのっとると、こだわりを出せなくなる。

これは大きな対立構造で、なにが悪いとは言えないので、新しい実践的な解決策が必要になる。
なにやら、大学でやっている研究に似ている。
大学での学びがこうして、仕事に生きているのはうれしい。

私はこの対立構造を解消する為に新しい就活イベントを企画している。

参考にしているのが以下のPRtimesが行なっているもの。

https://www.google.co.jp/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000858.000000112.html

この企画のすごいところが、採用を決めたら中途採用とほぼ同条件を出すところである。
単に優秀な新卒を入れることは違うところが感じられる。
仮説でしかないが、内定をもらった人はこだわりが伝わったのだろう。

もちろん、この事例は優秀な学生であるというのが前提であるが、こういう採用のされ方が増えるといいと思っている。

今企画しているイベントはまさにこだわり採用が起きることを成功のイメージに置いている。

このイベントは僕1人ではなく、素晴らしい人たちとつくれているので、実現可能性がかなり高く、すごくワクワクしています。

また、この話題でいくつか書いていきたいです。

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