カフェラテ

カフェラテ対決 ~ セブンイレブン VS マクドナルド その2~

続きになります!

1.購買力の差

全国のお店の数ですが、セブンイレブンは2万店舗、マクドナルドは3千店舗と6~7倍の差があります。

これだけ店舗数に差があれば、購買力にも差が出てくるものですので「安くて、しかも品質の良い原料」が手に入る可能性は高まります。

しかも、セブンイレブンは、食品の種類も多岐にわたる上に、食品以外のものも多数取り扱いがあります。

仕入れの交渉時に色々とカードがあるので、それらを有効に使っている可能性もありそうですね。

2.栄養表示からの考察

チョコレートの研究開発をしていたので、ラベルや栄養表示を確認するのは日課になっています!

今回も2つのカフェラテの栄養成分を確認しましたが、興味深い数値が記載されていました。

それは「脂質の量はそんなに変わらないが、たんぱく質の量はセブンイレブンの方が優位に高かった」ということです。

これは、単純に考えればセブンイレブンの方がミルクの配合率が高いと思われます。

それと共に、マクドナルドはカフェラテとして販売できる栄養成分のギリギリ上のところで配合を組んでいると推察されます。

以下、コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約より引用

「ミルク入り」、「カフェ・オレ」、「カフェ・ラッテ」 又はこれらに類するミルク入りを示す用語は、
乳脂肪3%以上及び無脂乳固形分8%以上の成分を有する乳の製品がコーヒー飲料等の内容重量に対し
5%以上使用されている場合に限り表示することができる。

いずれにせよ
「たんぱく質の量が多いことがコクの強さに関係している」と考えられます。

別の言い方をすると
「原価の掛け方の違いが、そのまま味わいに反映された」とも言えます。

以上、実際に飲んでみた感想と考察について書いてみましたが、勿論、マクドナルドのカフェラテの方が好きという人もいる筈です。

味覚は十人十色の世界ですが、今回、自分なりの考えを備忘録として投稿してみました。

一人のコーヒー好きの感想として受け取ってもらえれば幸いです!

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