事実と感想はきちんと分けて話しましょうという話
会議などで議論をするときに、なぜだか何を言っているかわからない、という人がいたりします。
原因はいろいろあると思いますが、その中のひとつに
「事実と自分の想いをごちゃごちゃにしている」
ことであったりします。
これをやられると、間違いなく議論が発散しますし、ミスリードを引き起こす可能性があります。
たとえばあるシステムの冗長性を考える時。
システムの冗長化は必要でやらないといけない、という時、その中には仕様上どうしても冗長構成をとれない装置がある場合、完全な冗長化はできないわけです。
にもかかわらず、「完全冗長化をしなきゃいけません」と言ってもそれは個人の願望であり感想にすぎません。
そのためには本当に可能かどうかの「事実の積み上げ」が必要です。
「システムの中に冗長化できない装置が存在します。」
これは事実です。この事実ベースの情報をもとに対応をしないと、最終的には話が違う、なんてことになるのです。
感想と事実をごっちゃにして会話されると、その情報が扱いきれなくなってしまうのです。
感覚ですが、その辺は英語でディスカッションするときの方が明確にできるかもしれません。
すごく手短ですが、とても大事な事なので意識してみられるとよいかと思います。
事実と感想をごちゃまぜに話すのではなく、これは事実、これは感想ということがわかるようにしましょう、という話でした。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m
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