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【考察】「カッコいい先輩」の条件

先日、「カッコいい先輩」をいろいろな業界の視点から分析してみたら面白そう!、という話をしていたので、先んじて自分のこれまでの経験から考えてみることに。

まずは、それぞれの時代において自分が「カッコいい」と感じた先輩・上司の特徴を振り返っていくと…

【学生時代(主に部活)】
・熱いことを真顔で言い切る
・背中で見せる
・後輩のことを良く見てくれている

【銀行員時代】
・「スマート」に仕事をこなしている(水面下では努力をしている)
・部下・後輩の頑張りを上司に伝えてくれている
・社内のどこにでも知り合いがいる
・誰に対しても一人前として扱う
・自分のやりたいことではなく、部下・後輩のやりたいことを問う
・細部まで妥協しない

【コンサルタント時代】
・知的好奇心がズバ抜けている
・自分自身や自社だけでなく社会に対しての問題意識を持っている
・全体を俯瞰する力
・ものごとの本質を見抜く力
・コミットメント
・信頼・感謝・尊重
・相手と本音本心で向き合う(フィードフォワード)
・「外の世界」とつながり続けている

このあたりから見えてくる共通点と相違点は...

<共通点>
①プロ意識

・自分のやっていることに誇りを持ち、妥協を許さず細部までこだわり、ストイックに努力し続ける。ただし、その努力を周りにアピールすることは無く、周囲から見た感じはスマートに見えることが多い。「にじみ出る」努力というのがとてもカッコよく見える。
②目の前の相手に向き合う
・大前提として、年齢や経験に関係なく、相手のことを「一人の人間、プロ」として捉えて接する。努力を認めて信頼・尊敬することはもちろん、プロ同士としてお互いの足りないところは前向きに意見し合う。相手の中に自分にはない「答え」があると信じ、「問い」によってそれを引き出し、深めていくコミュニケーションスタイルを取る。
③つながりを大事にする
・純粋な相手への「興味・関心」から、積極的に人とつながっていく動きをしており、それが習慣化している。深いつながりも十分に持っているが、社内外のさまざまなところに「浅く広いつながり」を持ち、網の目のようにネットワークを張り巡らせている。結果、何か困ったことがあっても、すぐにコンタクトできる先があり、結果的に心に余裕を持つことができる。

<各組織における特徴>
①部活:パッション(熱量)

…「この分野ではだれにも負けない!」という強い競争意識から来る、あくなき向上心。
②銀行員:コネクション(つながり)
…タテ・ヨコ・ナナメのあらゆるつながりを持ち、課題に対して人のつながりを使って解決に導いていく力とそれを束ねるマネジメント力。
③コンサルタント:ビジョナリー(使命感・願望)
…「業務上の課題」だけでなく、「存在意義・あるべき姿の実現」や「社会課題の解決・変革への取り組み」など、一段も二段も高い視座。

自分の経験由来なので、多分に偏りはあると思います!あまり人を尊敬したりカッコいいと思うことは少ないのですが、自分もこういう信念をしっかり持って生きていけたらいいな。

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