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今行動をしないと後悔する10の理由|コロナ禍でもできる人生を豊かにする考え方

人生の豊かさは行動から生まれる

新型コロナウイルスの世界的大流行によって2021年の9月時点で1年半の時間が失われました。

例えば私の場合、20代最後の1年半が無常にも流れ去り、恐らく30代の前半もこのままだと何もできずに凍結してしまうかもしれません。

貴重な「今」という時間を奪われる苦しみを全ての人が味わっている現状は、多くのヘイトを生み出し、様々な思想が行き交い、多くの正義と正義がぶつかり合う状態を生み出しました。

多くの社会問題が浮き彫りになり、もう2度と以前のように隣人と笑い合う事ができないのではないか?と思わせるほど分断が生まれている状況にありますが、私自身この記事では政治主義や思想を書くつもりは一切ありません。

私が危惧しているのは仮にコロナが終息したとした時に、多くの人が感じるであろう「失われた時間を取り戻そうとする」無常にも不可能に近い願望を多くの人が抱き、現実とのギャップに悩まされ心を病む人が増えるのではないか?という心の問題です。

私自身、自分の年齢が30歳になるというのに感覚的には27歳で止まっていて、本当に浦島太郎状態になりそうだと感じており、コロナ終息後に20代から30代になっていることを考えると、心に大ダメージを負いそうだと安易に想像がつきました。

トム・ソーヤの冒険の著者マーク・トウェインはこのような言葉を残しています。

Twenty years from now you will be more disappointed by the things that you didn't do than by the ones you did do. 
So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor.
Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.

今から20年後、あなたはやったことよりもやらなかったことに失望する。
ゆえに、綱を解き放ち、安全な港から船を出し、貿易風を帆にとらえよ。
探検し、夢を見つけて、発見せよ。

Mark Twain (1835-1910)


そう、きっと私たちは後悔することでしょう。

今起きているコロナ禍の中で、感染対策をしながらも未来の自分のために何か行動ができたのではないかと。

あの時、自暴自棄にならずに何かスキルを取得するための時間に使えばよかったのに…と思ったとしても時すでに遅し。その時間は無常にも今この瞬間に過ぎ去っていきます。

こんな時代だからこそ、未来の自分に向けた行動ができるはずです。

それは本来やりたかったことではないかもしれません。

それでも、何か行動を起こさなければ貴重な「今」という一番若い瞬間が消費されていくだけです。

もちろん「好きなことをやろう!」「大丈夫!感染しない!」のような倫理観が欠如した行動を起こすことは結果として未来の時間を奪っている事になるためオススメはできません。

自粛しながらもできる事に力を注ぎましょう。

諦めるのではなく、現状の状況を利用して自身に水を与える事ができたら、きっとコロナが明けた時に芽吹いているはずです。強靭な根っこと幹を蓄えて芽生えた苗は、直ぐに大樹へと成長することでしょう。


行動すべき理由①:ヘイトを吐くだけでは何も変わらない

ヘイトを吐くだけでは何も生まれません。

終息のために自身にとっての不安要素を攻撃をすることで、攻撃そのものを正当化し、自身にとって不要不急な界隈は滅びても良いという態度を取ることに何の意味があるのでしょうか?

今、私たちには社会構造を完全に肌で感じ理解することが簡単にできるようになったと言っても過言ではありません。

全ての業界は繋がっていて、どこかを攻撃すれば解決することはありえないことをこの1年半で嫌というほど見てきました。

ヘイトを吐き散らかしても何も解決しませんし、コロナ終息後に隣人と本当に笑えなくなってしまう未来が訪れてしまいます。

今するべき行動は「考えること」です。

感情に流されてしまっては何も成長できません。

「むむむ…」

と思うことがあったなら、まずは「なぜそうなってしまったのか」「どのような業種の人が働いているのか」と真剣に考えることができれば、きっと数年後には『物事の本質を見抜く目』を会得していることでしょう。

考える癖を日常的につけることができる機会はそうそうありません。

学べるチャンスと捉え、ヘイトを吐くのではなく、どうすれば業界が平和に解決するのかを客観的に考えてみてはいかがでしょうか?

きっと「そもそもヘイトを吐くこと自体が時間の無駄だ」と直ぐに気づき、自分の未来のために行動を起こせるようになると思います。


行動すべき理由②:知識は奪われない財産

「知識は誰にも奪われない」

例え物理的な財産を全て失ったとしても、自身の中にある知識は失われることはありません。

知識は目に見えない武器です。無駄な知識はこの世に存在せず、思わぬ場面で自身を助けてくれます。

コロナ禍で何もできないからこそ、知識を得るために時間を費やしてみてはいかがでしょうか?

ただ、知識を得るときは「一つの角度」だけで真実と決めつけないように注意しましょう。特に思想に触れる時は注意が必要です。知識を得るとき、人は自分にとって有益な情報だけをインプットしてしまう修正があります。

臭い物に蓋をすること全てが悪いことではありませんが、自分にとって気持ちの良い知識だけを得てしまうのは視野を狭めてしまうため、必ず幅広く広い視点で学ぶことをオススメします。

The knowledge of all things is possible.
すべての知識には可能性がある。

Leonardo da Vinci (1452-1519)

行動すべき理由③:失敗しても「コロナ禍での挑戦」として一つのエピソードになる

コロナ禍という世界中の人間が経験した特殊な状況は、逆に何か新しいことに挑戦しやすい特徴があります。

なぜなら、挑戦した背景にある「コロナ禍での挑戦」というコンテキストを誰もが汲み取ることができ、仮に失敗してもプラスに動かすことができます。

実は私もフリーランスになる決意をした決心の一つにコロナ禍だからこそ挑戦しやすいという安心感がありました。

「全員が対面している」というコンテキストは挑戦する背中を押してくれます。

もちろん、未曾有の危機のためリスクも非常にありますが、それでも挑戦する機会としてプラスに捉えてみてはいかがでしょうか?


行動すべき理由④:娯楽は教養を磨くチャンス

娯楽と呼ばれるカルチャーから学べることは多く、教養はカルチャーから生まれると言っても過言ではありません。

何もしない時間を過ごすのであれば、一つでもカルチャーに触れることをオススメします。

自分の未来を変える出会いがある可能性もありますし、何より文化的な教養力は簡単に身につくものではありません。

また、ただ浪費するのではなく、自分なりにしっかりと考えることが大切です。


行動すべき理由⑤:努力する時間を確保できる

「努力をするには時間が必要」で、その時間を確保することに力を注いでいた方も少なくはないでしょう。

もしあなたが外出自粛によって時間を持て余しているのであれば、何か新しいことに挑戦するのをオススメします。

努力する時間は以前よりも取りやすいかもしれないのであれば、悲観的にならずに前を向いて何かに没頭してみましょう。

自分の未来を切り開くきっかけになる可能性を大いに秘めています。


行動すべき理由⑥:自身と向き合う時間はいくらでもある

長期間に渡って外出自粛をする状態は自分自身と向き合う時間を確保するのに向いています。個人的に『自分のことを考える時間』をこんなに長く得られたのは、大変にありがたかったなぁ…ポジティブに捉えています。

正直、良い意味でも悪い意味でも自分と向き合うことに時間を割いたことで、新しい行動ができたと思っています。

意外と自分のことをしっかりと考えれる時間って取れなかったりするので、これを機に自身の将来についてじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。


行動すべき理由⑦:歴史的に見ても未曾有の危機は学べる事も多い

新型コロナウイルスの政界的流行は歴史的な視点でも未曾有の危機であり、世界中で同時期に同じ脅威に晒されることは中々あることではありません。

インターネットが発達している分、人類史初の出来事かもしれないこの危機は実に多くのことを学べます。

私が特に感じたのは『コミュニケーションの難しさと大切さ』

コロナ禍で多くの断裂が生まれようとしていますが、根本となる原因にコミュニケーションがあると感じています。

私たちは今一度『人と人との関わり方』について人類全員がしっかりと学び、向き合うべきだと感じています。





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