見出し画像

デジタルマーケティングは1日にして成らず

デジタルマーケティングは長年に渡る根気の結晶

「デジタルマーケティングをやりたい」

「3ヶ月で効果を出したい」

「広告を出せば収益が上がるんでしょ?」

<デジタル>という言葉を聞くと、自身の抱える全ての悩みを解消してくれるのではないか?という淡い期待をつい抱いてしまう人が2021年の現代ビジネスシーンにおいても一定数います。(肌感覚では大半の人)

この世界には魔法は存在しません。

あるのは事実のみで、成果は事実を基に仮説を立て、小さな改善を繰り返した先に掴むことができるモノです。

デジタルマーケティングは小さな施策を毎日コツコツと積み上げていく地味な仕事です。

データを取得するインフラ整備をし、各チャネルから取得したユーザーの行動データをもとに「市場のセグメント」「ターゲットの設定」「自社のポジショニング」を行います。

そして自社の強みを生かした独自性と専門性の高いコンテンツをユーザーファーストで用意し、ストレスを一切与えることがないように「マルチデバイス対応」「文字サイズ」「文章の読みやすさ」「画像のサイズ・画質」「表示速度」「挙動のスムーズさ」「タッチポイントの快適さ」「適切な情報設計」「ストレスを感じない導線設計」「アフターケア」ができる環境を用意します。

SNSや掲示板、Webセミナーなどでコミュニケーションを図り、常に最新の情報をリアルタイムで発信し続けることで顧客との接点を持ち続け、ファン層を獲得していくことも重要です。

ほんの一例ですがデジタルマーケティングとは一夜にして完成するような簡単なものではありません。

細かい部分を最適化し、チームで一丸となって本気で取り組むからこそ初めて効果が出るものです。

長年やり続けてきた企業に追いつくにはそれなりの努力が必要不可欠です。

「お金を払ったら解決」という世界では無いのです。


デジタルの世界でも相手にするのは人である

デジタルマーケティング活動を行う時、私たちはなぜか「画面の向こう側の人の存在」を忘れてしまい、自分の都合の良い考えをしてしまいます。

「露出を拡大したいから広告を配信する」

「訪問したユーザーにバナーを直ぐ表示したい」

「検索で上位を取って訪問したユーザーにサービスを購入してもらいたい」

上記のような考え方を<オフライン>であれば「何をいってるんだ。そんな簡単なものじゃないぞ…」と効果が出ない理由を想像できるのに、デジタルとなると考えることを放棄してしまいます。

画面の向こうにいる人はプログラミングされて動くAIではなく、自らの意思で行動をする人です。

むしろ目に見えない相手だからこそ、より慎重になって相手のことを思いやるべきで、考えなしの施策がうまくいくほど甘い世の中ではありません。

「誰に対して」訴求をするのか。

じっくり考えてからデジタルマーケティング活動に取り組んだ方が効果は出やすいのは疑いようがありません。


古い情報を信じ続けるのは危険

デジタルマーケティングは常にアップデートを繰り返す世界です。

本質的な部分は変化しなくとも、ルール自体は常に更新され続けています。

そのため、デジタルマーケティングの世界に足を踏み入れたのであれば、情報を最新のものにアップデートし続ける必要があります。

マーケティング活動の本質と最新の動向をチェックし続け、自身で思考し続けることが大切です。

そしてマーケティングは机上の空論で終わってしまってはいけません。

自ら実践し、成果を求めて奔走し続けることが血肉となります。

古い情報を信じ、アップデートを止めてしまうのは大変危険です。

常に更新し続けてフレッシュな状態で挑む姿勢を身につけましょう。


【パーソナル】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント
   Webライター、Webマーケスクール講師
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽
   ラジオ、伝統・民俗芸能について調べること
特技:和太鼓、フットワークが軽い

【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM

Web制作会社のマーケティング支援部門でWebマーケティングコンサルタントとしてSEO、広告、コンテンツ制作、LPO、EFOなどの手法を元にお客様のWeb戦略のサポートを担当。提案・分析・企画・施策の実施・効果測定まで全て一気通貫で対応できることが強み。その後、Web接客ツールのベンダー企業にカスタマーサクセスを提供するコンサルタントを経て、現在フリーランスとして活動中。

何かございましたらお気軽にお声掛けください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! もしよろしければスキやシェアをしてくださると嬉しいです! また、サポートしていただけましたら、より良い記事を書くために活用させていただきます。