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イタリア・田舎の星付きレストラン🇮🇹

今回も、ポストコロナの時代にもう一度行きたいあんなところやこんなところを紹介していきます!

イタリア北東部に位置する、ウーディネという街はずれにあるミシュラン2つ星を獲得しているリストランテ"Agli Amiciさん”をご紹介します。

何が良かったかというとイタリアンなフレンチをベースに、世界各国のお料理とコラボレーションしたモダンなスタイルが素晴らしかったです。美味しいはもちろんのことホスピタリティーが素晴らしかったです。

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今回は、一番おすすめ(高い)"What is new is unforgettable!"をいただきました。これに加えて、アペリティーボとプティフールといった構成です。ワインはペアリングでいただきました。

まずはアペリティーボ

到着と同時に、ラウンジのようなところへ通していただきました。

アペ:カイジョウ

赤色のソファーがワクワクを高めます(笑)

アペ:オレガノチップス

アペ:ゴルゴンタルト

アペ:トリュフ

アペ:プチ

いきなり、鉢が出てくるわけですから衝撃ですよ。曰く、「オレガノの香りがチップスについて美味しいですよ」と。そりゃまあ、美味しいけど、びっくりするでしょ笑

準備ができたところで、テーブルに案内されます。

コルソ:ポテトティー

まずは、じゃがいもを使ったお茶が出てきます。えっ、ってなりますよね。最初は。聞くと、この街の周辺はじゃがいもの生産が有名とのこと。地元の野菜を知って欲しくてメニューに入れたそうです。斬新。でも塩気が少し聞いていて、また美味しい。びっくりですね。

コルソ:ペアリングゲリラ

ちなみに、ワインはペアリングコースを選びました。まずは、スロベニアのゲリラのシャルドネです。

コルソ:キャビア

次に出てきたのが、じゃがいものパスタです。上にひょっこりキャビアがのっています。笑 器が素晴らしい。おそらくサメの絵柄ですよね。かわいすぎます。

コルソ:クラゲ

前菜が続きます。Jellyfish(クラゲ)という料理です。カリフラワーにムール貝を味噌などのソースで仕上げています。不思議な食感。。味噌をこのイタリアでいただくことになるとは。

ここからは、petrussaのシャルドネを合わせていきます。地元のワインですね。

コルソ;豚肉

続いて、シタビラメです。ソースが超タイプでした。確か、西洋わさびとミルクで仕上げていました。シタビラメもお肉かと思うくらいふっくら仕上がっていました。絶対こだわってますね。

コルソ:ラビオリ

中華風のラビオリです。カレー風味のソースとロブスターがアクセントです。え、カレーと最初は思いましたが、スパイシーなソースは意外なことに結構イケます。

ここからは、ブルゴーニュのnopiaというワインを合わせます。先ほどまでのものより重厚な感じです。

コルソ:茶碗蒸し

さて、ここで驚きのお料理が出てきました。茶碗蒸しです、オーナー自ら「あなたの国の料理だわね。本物とは違うかも知れないけど楽しんでね。」と。うん、普通に美味しいよ。イタリア人が茶碗蒸しを解釈するとこうなるのかと勉強になりましたよ。

コルソ:リゾット

そして、うなぎのリゾットです。これが美味しい。日本人的には、うなぎといえば蒲焼きですが、西洋風でもほんとに美味しいです。食べた時は、豚肉だと思ってましたからね。。(笑)

だんだん終わりが近づいてきました。ワインも進みます。ここからは、フランチャコルタのubertiロゼを合わせます。ここで泡が出てくるか!!とちょっとびっくり。日本でも買えます。

コルソ:のうさぎ

ついにメインです。ノウサギのア・ラ・ロワイヤルです。地元の新鮮なジビエを取り扱えるというのは本当に素晴らしいですよね。全然臭くないんです、このノウサギ。濃厚な味。一回食べると忘れられない味になります。ここはスペインの赤ワインを合わせます。

コルソ:アイス

コルソ:ペアリングヅルチェ

最後はドルチェです。ナシとデーツのクランブルを添えたミルクアイスとオリーブのアイスとリンゴとレンズ豆のジャスミンティー煮が出てきます。もちろんマルコサラのpicolitと呼ばれるフリフリ原産のブドウを使ったデザートワインと合わせます。

プティフィール:アラカルト

ブティフィール:トルタ

最後は可愛らしいお菓子とカフェを楽しんで、幸せの時間も終了です。

これでしめて216ユーロです。安い!!笑 帰りは、スタッフの方にタクシーを呼んでいただきそれで帰ります。20分20ユーロくらいだったかな。

総じて、ウーディネにいったら絶対行ってほしい。そんなお店、Agli Amiciさんでした。

(訪問:2019年11月)


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