日誌「ひとりでも私は 生きられるけど」 #143
ミラクルな時代
「Hey Siri、このあとの降水確率は?」「雨は降っていないようですよ」という噛み合っていない会話で始まった土曜日。今回の滞在では朝食を付けなかったので、ウーバーで調達。よって、久しぶりにバイミースタンドの“アップルチークス”が食べれた。ホテルの敷地から出ずに取り寄せることが出来るなんて、ミラクルな時代だなと思う。それからはいそいそとパッキングをして、11時過ぎにチェックアウトをした。大荷物を背負って外へ出ると小雨。やはり、噛み合っていない。
『誕生』
漠然と虚しくなる夜がある。まもなく30歳を迎える男性にしては恋愛経験が皆無だし、恋路だって上手く進められない。それで良いのかという焦りとか寂しさが、この虚しさの主成分だと思われる。お金はあって損をするものではないが愛する人がいることのほうが人生的に良いのではないか、とか色々と考えてしまう。そんな時に中島みゆきさんの『誕生』という曲を知り、その歌詞がグサグサと心に突き刺さった。
しかし、Apple MusicやYouTubeを検索しても本人歌唱の音源がない。カバーが多い中で、長野にある中学校の卒業式の映像があった。卒業生が『誕生』を合唱しているのだが、これがまたグサグサと心に突き刺さった。ここに映っている人たちは、今どんな人生を過ごしているのだろう。そして、純粋さや無垢さを失った自分に気付いた。
ひとりでも私は 生きられるけど
でもだれかとならば 人生ははるかに違う
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