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新NISA~やってみて分かったあんなこと、こんなこと

皆さま、こんにちは😊

新NISAがスタートして1週間が経ちましたね。皆さまはどのように取り組んでいらっしゃいますか?

ここでは、この1週間で早くも経験した、お客様および私の成功例、失敗例、そして浮かび上がってきた注意点について触れたいと思います。新NISAが初めての資産運用という場合は比較的シンプルですが、それ以外のケースでは様々な留意点があります。

まず、成功例です。たくさんあります。ただ、すべてをここに書くのは難しいので、概要だけ触れておきます。詳細については、私が開催しているセミナーか別の機会にもう少し詳しくお話ししたいと思います。

  1.  あるお客様は昨年まで特定口座で積み立てていたものを新NISAに切り替えました。お客様の投資状況や内容をきちんと確認する必要がありますが、長く投資を続けていくのであれば、特定口座で積み立てていた分を、NISAのつみたて投資枠に切り替えるのが良いと思います。

  2.  加えて、この方は切り替え時に内容を確認し、一部の投資商品を今までと違ったものに変更しました。NISA枠の活用時に変更できたのは良いタイミングでした。

  3.  私も特定口座で積み立てていた分を新NISAに切り替えました。さらに、自分自身を実験台として(笑)、新NISAの対象でない積立投資を似たようなカテゴリーでNISA対象の別の投資商品に変更しました。過去のパフォーマンスは従来の投資商品の方が良かったのですが、課税と非課税で利益に20%の差が出ることを勘案して変更を決めました。さて、この実験は10年後どんな結果になるでしょうか。

  4.  同一商品を売買して特定口座からNISA成長投資枠にシフトしました。含み益が実現し、利益に20%課税されたものが新元本となることなど、留意点もありますが、長期投資であればシフトは検討に値すると思います。

次に失敗例です。これは大変恥ずかしい経験でした。

  1.  特定口座のETFをNISAにシフトしようと思い、最初に売却をして、それから購入をしたのですが、その間に相場が動いてしまい、数千円の損失が出ました。可能性としては逆もあったはずなのでアンラッキーでした。売買は素早くしましょう。

そして、いくつかの問題と課題を発見しました。

  1.  上記の失敗に関係しますが、ETFは日中に相場が動くのでその点に注意する必要があります。一方、投資信託の場合は1日1回公表される基準価額で売買が行われるので、こういったケースは避けられると言われていますが、その場合でも購入代金の準備や売却と購入のズレなどに留意する必要があります。

  2.  また、証券会社のカスタマーセンターの知識不足という困ったリスクもあります。実際、私は投資期間5年未満のジュニアNISAを解約させられる羽目になり、同じ商品の購入に時間が空いてしまったことから3商品中2商品に損が出てしまいました(本来、解約の必要はありません。担当者も上司も間違えていました)。それでも長い目で見たらシフトする方が良いのでこの件については目をつぶろうと思います。

たった1週間でこれだけありました。これからも色々出てくると思いますので、折を見て、投稿やセミナーでご紹介していこうと思います。

引き続き楽しく増やす資産形成をしていきましょう😊

私が代表を務めるワイズ・アセット・デザインのウェブサイト
https://ysassetdesign.com/

日経ビジネスに私の記事が掲載されましたのでご覧ください
役職定年を割り切れず、学び直してメガバンクの肩書を捨てた:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

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