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「寄付」が身近なものになってきた!?

今回も、ドラッグストアや市販薬の話からちょっと離れます。「寄付」についての個人的な見解をお話しします。

皆さん、「寄付をすること」に対してどの様なイメージを持っていますか?
寄付というと、「金融機関に行ったり申込用紙を書いたりと、手続きが複雑でハードルが高いのでは(?)」というイメージが未だ強いと思います。

比較的身近だった「街頭募金」は、コロナウイルスが蔓延してからはあまり見かけなくなりましたよね。

しかしながら最近では、「ネットから」寄付ができたり、お金ではなく「ポイント」を使って寄付できたりと、随分とハードルが下がってきているのです。
以下は、私が知っている限りの寄付の方法です。(簡単な寄付の方法は、もっと他にもあると思います。)↓

Yahoo!ネット募金
→災害支援募金だけでなく、コロナ関連の支援募金等、様々なプロジェクトが掲載されている。(「Yahoo! ID」の取得が必要。)

●NPO等の非営利団体や大学などへの寄付
→「クレジットカード」からの引き落としによる寄付が可能な場合もある。
「マンスリーサポーター」になれば、毎月決まった金額が引き落とされる。継続的にサポートしたい団体がある場合には適した方法。

●ポイントを使った寄付
→dポイント、Tポイント、カード会社のポイント等。(私が知っている範囲の物です。)

ただし注意点があります。
寄付の方法によっては、「領収証の発行」ができなかったり、「寄付金控除の対象外」になる場合もあります。(特にポイントを使った寄付)
寄付金控除の申請をしたい場合は、サイトの注意書きを見たり、寄付先へ問い合わせる等の事前確認が必要です。


【私がこれまで行った寄付】

私が定期的に行っているのは、「ポイント」を使った寄付です。
使い切れなかったポイントを失効させてしまっては勿体ないので、有効期限が切れる前に寄付しています。(私はポイ活があまり得意ではないのです…。)
いつでも申し込みができて手続きも簡単なこと、ネットで口座番号やクレジットカード情報を入力することに抵抗があることが理由です。

つい先日ですが、ドコモの「dポイント」を使って「令和3年7月大雨災害支援」の募金をしました。(7月末で終了。)
災害支援募金だけでなく、年間を通して募金を受け付けている団体もあるので、失効しそうなポイントがある場合は寄付しています。

また、「カード会社のポイント」を期限切れになる前に寄付しています。
クレジットカードをあまり使わないので、豪華な景品を貰えるところまでポイントが貯まらないのです…。

3年~4年ほど前(?)の事ですが、「LINEポイント」を使って台風による被害を受けた方への募金をしたこともあります。

私自身、ポイントを使って買い物をしたり、景品と交換したりもしています
ポイントは本来、「消費者が得をした気分になる為」に、企業が「お礼の意味も込めて」還元するものだと思います。
ただ、選択肢は様々あって良いと思っています。
貯めたポイントを「誰かを応援する為」に使うという選択肢もアリなのではないでしょうか?


【時代を反映した寄付!?】

また最近では、SNSの時代ならでは(?)なユニークな寄付もあります。
後で例を挙げますが、自分が直接お金を寄付するのではなく、何かしらの「アクション」を起こす事によって「協賛企業から寄付金が出る」仕組みになっています。
(ただし、協賛企業が用意する予算には上限があります。)

また、アクションを起こした結果を「SNSでシェア」できるので、時代のニーズに合った寄付の方法ではないかと思います。

私も3~4年程前に「簡単だし何だか面白そう!」と興味を持ってから、続けて行っています。
最近では、SNSで写真やスクリーンショットをシェアする友人・知人も増えていて、取り組みが広がっているな~と感じています。

Table For Two 「おにぎりアクション

→10月16日の「世界食料デー」に合わせて開催している、アジアやアフリカの子ども達に給食を届けるプロジェクト。
専用サイトまたは「OnigiriAction」のハッシュタグを付けてSNS(公開アカウント)に「おにぎりの写真」を投稿すると、写真1枚の投稿につき給食5食分に相当する寄付金を「協賛企業」が提供するという仕組みになっている。
(子どもさんと一緒に寄付や社会課題を勉強する為のコンテンツとしても良さそう。)


●Yahoo! JAPAN 「検索は応援になる

→3月11日にYahoo!検索で「3.11」と検索すると、「Yahoo! JAPAN及びパートナー企業」から「復興支援に携わる団体」へと寄付される仕組みになっている。
今年の3月11には、800万人を超える人たちが検索したそう。
3.11と検索した「検索結果の画面」のスクリーンショットをSNSに投稿する人も多くいた。

寄付の方法は、何とここまでハードルが下がってきているのです!
これらの方法は最もハードルが低く、誰でも簡単に参加できるので、お金やポイントを寄付する事に抵抗がある方、「何か協力したいけど、どうすれば良いのか?」と考えている方に適していると思います。

また、参加者がSNSでシェアする事によって、「こういう社会課題がある」という事を知ってもらうきっかけにもなるのではないでしょうか?
参加者も多いことから、寄付や社会課題への関心が高まっている事がうかがえるかと思います。
「諸外国と比べて、日本人は寄付への関心が低い」と言われてきましたが、その傾向は変わってきているのかも知れません。


【寄付に関してよく言われること】

私は大学時代、「ボランティアサークル」に所属していました。
地震・台風・洪水等の災害が発生した際には「学内での募金活動」をしたり、地域の非営利団体が行う「街頭募金」のお手伝いをしたこともあります。
(募金活動だけでなく、ボランティアや勉強の為に、被災した地域を訪れた経験もあります。)

多くの方が募金に協力してくださる一方で、まれに「数十円~数百円の募金に意味があるのか?」というネガティブな言葉を聞くこともありました。
例えばですが、十万円~百万円単位の寄付金を頂けたら、そんな有り難い事はないと思います。
非営利団体は「寄付金」をメインに運営している場合が多いと思うので、「より多くの方に自分たちの事を知ってもらい、応援してもらいたい」と考えているのではないでしょうか?

ただ、寄付において重要な点は、
【「応援したい」という「想い」と共にお金を届けて、寄付を受けた団体はその「想い」に応えて活動すること】
ではないかと私は考えています。(想いの部分がポイントですね!)

そこを考えると、寄付をする・しない、寄付する金額は個人の自由で良いと思います。
(寄付をしないという事も選択肢のひとつではないでしょうか?)
想いが込められていれば数十円・数百円の寄付も意味があると思いますし、ポイントでの寄付、寄付に繋がるアクションを起こすことでも良いと思うのです。

さらに言うと、売上の一部が寄付金になる商品や、応援したい地域・生産者の商品を買うという方法もありますよね。
物を買って消費すること自体が、誰かを応援することに繋がります。
(ふるさと納税・クラウドファンディングは、これに近い様な気がします。)

そもそもの話ですが、寄付に関心を持つことって、結構スゴい事だと思いませんか?
例えばですが、好きなジュースやお菓子を買えたかもしれない数百円を、自分以外の為に使うんですよ!?
なぜスゴい事かというと、「社会課題」に関心を持っていることの表れだと思いますし、さらにその課題に対して「見て見ぬふり」をせずに「自分にできるアクション」を起こしているからです。

だからこそ、どんな小さな金額であっても尊重されるべきだと思いますし、寄付をすることに対してもっと「ポジティブ」に捉えて良いのではないかと思います。

以上、寄付についての個人的な見解でした。ではまた!(^-^)


【追記】なしこさんのnoteにて、この記事を紹介して頂きました!ありがとうございます!(*´-`)


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