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結局、カメラならなんでもいい

コロナ禍になってから在宅仕事となっているアラサー会社員ですが、たまに都心のオフィスへ行くことがある。その際は昼休憩時にスナップが撮れるよう、何かしらのカメラをカバンに忍ばせる。このポジションは主にライカQ2の出番であった。しかし、最近はキヤノンの10年前ぐらいのコンデジ(SX280 HS)がスタメンになりつつある。その理由は何か。

QED

理由としてはシンプルに“持ち運びやすい”ということ。仕事用カバンのサイズ的な制約もあるし、ノートパソコンを持ち歩くのでカメラがなくてもそれなりの重量になってしまう。そして、今時期の殺人的な暑さ。デスク仕事なのですべての荷物を常に持ち歩くことはないが、家を出る前にカバンが重いとやる気というメーターが限りなくゼロになっていく(情弱)。

また、コンデジに加えてコンパクトフィルムカメラを持っていくことがある。それでも、ライカQ2を1つ持っていくよりも軽量化になっているはずだ。余談だが、コンデジとは言うが“コンフィル”とは聞いたことがない。とりあえず今後はそう呼称してみようかと思うが、誰にも伝わらないだろう。人によっては「フランス料理の話?」と聞き返されそうである。

EDC

さて、私は結局のところカメラの種類はなんでもいいと思い始めた(暴論)。常に一眼レフを持ち歩いてスナップするのも素敵だ。ただ、私には恐ろしいほどの怠け癖があるので必ずしもそうはいかない。加えて、そこまでカメラへのこだわりがないのだ。Q2を購入した当初は世界が変わったように思ったし、現在もファインダーを覗いてはハッとする事もあれど。

とどのつまり“写真が撮りたい”だけ。それにはカメラが必要で本来は拘りが出る部分だが、私はそこが欠如している。写真が撮れるという条件が満たされれば、カメラの種類は問わない。それよりも「撮りたい気持ちを失わないようにする」ということがプライオリティかもしれない。あまりに低い目標だが、毎日撮影することを心がけている私としては重要なこと。

最近、“EDC”という言葉を見かける。これは“Everyday Carry”の略語だ。私はミニマリストではないが、カメラも毎日持ち歩く物とするとその種類は1つに限らないだろう。その日の気分、カバンの容量、服装などに合わせて選ぶこともまた一興なのかなと考える。たまにはスマホをメインにしたりコンデジやコンフィルを持ち歩いたり、選択肢や組み合わせは自由だ。

Canon PowerShot SX280 HS(撮影:2023年7月4日)

これまで

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