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サンディスクのSDカード / GRIIIx HDFの抽選

サンディスクのSDカード

2024年5月24日の午前0時過ぎに届いた『「ライカM11」シリーズ ファームウェアアップデートのご案内』。どこの標準時に合わせているのか、または配信数が多くて深い時間になっているのか分からないがその通知を見つつ私ことアラサー会社員は眠りについた。このアップデートは不都合修正がメインで、M11シリーズの使用で度々話題になるフリーズ問題などの解決が期待されている。M11モノクローム(以下:M11M)の私的レビューで記載したように、フリーズはそこまで不服に思っていない。が、勿論しないほうが良いに決まっている。夜が明けて、空いた時間にさっそくアップデートを試した。

私はM11Mでも、その他のデジタルカメラでもプログレードデジタルのSDカードを使っている。このアップデート作業でも使用した。作業自体は実にスムーズに終わり、フォーマットしたSDカードをカメラに入れる。そして「これでフリーズとおさらばさ!」と電源を入れると《SDカードエラー》の文字。この世がグニャッと歪んだ。カメラ本体でフォーマットしても結果は変わらず。気が付くと、私は新宿の家電量販店にいた(恐怖)。手にサンディスクのSDカードを持ち、レジに並んでいたのだ。会計を終えて店を出るなり、バリバリと袋を破ってSDカードを出す。震える手でM11Mに装填した。

祈るように電源を入れると、SDカードをしっかり認識した。これほど嬉しい出来事があるとは(というか、それが普通だけれど)。公式に発表されることはないかもしれないが、ライカの検品等ではサンディスクのSDカードが使われているそうだ(昨年メンテナンスへ出した際に伺った)。ただ、今回のアップデート前がどうだったのかは分からない。つまりサンディスクのSDカードを使用しても、不都合は起きていたのかも。現状のところ、我が家のM11Mはフリーズもなく動いている。ちなみに現行のデジタルMシステムで動画は撮れないので、カードスペックは高くなくても良い気はしている。

君の名は希望?

GRIIIx HDFの抽選

2024年5月24日の午後20時よりリコーのGRIIIx HDFの抽選販売エントリーが開始された。金曜日は色々とある。その前の週はGRIII HDFの抽選販売エントリーだったが、そちらは見送っている。理由はシンプルに「我が家、焦点距離28mmありすぎ案件」だ。ありすぎと言っても私の範疇であって、自宅に単焦点28mmのレンズが10本以上あるとかそういう話ではない。正直、HDF(Highlight Diffusion Filterの略)についてはどちらでもと言った感じではあるがノーマルが注文可能になる気配がないため仕方がない。加えて、これはあくまで抽選販売エントリーであって必ず買えるわけはないのだ。

運良く当選した場合は迷わず購入するが「どうせ当たらないだろうな~!」の予想が9割以上。それを裏付けるように、20時からのエントリー開始でもページにアクセス出来たのは日付が変わってからであった。こうした策は転売を防いだり、在庫が少ない状態でも販売するために必要なのだろう。人気機種は今後もこうした販売方法になっていくのだろうか。店頭で実物が試せないのは幾分の寂しさがある。とはいえ、それが改善されるような兆しも見えていないと思う。「欲しくなった時が買うべき時」ではなくなっていくのかもしれない。とにかく、当選のメールが届くことを薄ら願っている。

これまで

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