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宇露戦争におけるバーサーカーとバーバリアンの違いについて

ヴァイキングはEUと仲が悪い。
デンマークはEUの規約を破ることを繰り返し、今やEUを追放される寸前だ。
ノルウェーは最初からEUに入っていない。
スウェーデンはユーロを使わずにクローネを使っている状態である。
そして、イギリスはEUから離脱してしまった。

EUとは権威主義的なドイツが支配するヨーロッパを意味するものであって、国家主義と民主主義を理解するヴァイキングは、EUを嫌っている。
ゲルマン民族が間違ったルールを押し付けるEUとは、宗教的な観獄でしかない。

筆者はヴァイキングのことをバーサーカー、ゲルマン民族のことをバーバリアンと呼んでいる。
この記事のここより下は、読者諸兄にはそれを意識して読んで頂きたい。

宇露戦争におけるバーサーカーとバーバリアンの差異

ベラルーシはロシアを支援することを巧みに回避している。
イギリスやスウェーデンはウクライナを支援することに必死だ。
だが、ドイツはロシアを応援している。
先日はスペインがウクライナにレオパルト2戦車を提供しようとしたが、ドイツはそれを停止させた。

イギリスやスウェーデンが自国の利益を優先していることは事実だが、彼等が民主主義のために行動していることもまた事実だ。
一方で、ドイツにとっての国際秩序とは、彼等にとっての利益と単なるパワーバランス以上を意味しない。
つまり、それは単に権威主義を意味するだけのものでしかない。

ドイツが80年育てた「ナチス土下座戦略」が終わる? ウクライナ戦争で“敗戦国”が失いつつあるものとは:時事ドットコム (jiji.com)

ドイツ海軍トップ辞任、ロシアやウクライナ巡る発言が「炎上」 | Reuters

戦後について

戦後のヨーロッパはドイツが支配するEUから離脱し、イギリスやスウェーデンと連帯する国とドイツが支配するEUに残る国に分かれるだろう。
これこそがまさに、連合国と枢軸国の差異である。

緑はバーバリアン、黄色はバーバリアンに支配された国で、つまりは枢軸国
青はイギリスや北欧と連帯する国家であって、つまりは連合国となる。

実は緑と黄色を合わせるとフランク帝国になる。
フランク帝国とはキリスト教を軸にした国家であり、この国家こそが封建制の中世ヨーロッパの基盤となった。
現代においてもメルケル前首相はキリスト教ドイツ民主主義連盟であり、政教一致のドイツは、中世ヨーロッパの伝統を引き継いでいる。

一方で、社会主義のスウェーデンや産業革命のイギリスは、キリスト教徒の縁が薄く、極めて近代的な社会だ。
バーサーカーは宗教よりも科学技術を重んじる近代人であると言っても、何ら問題はないだろう。


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