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これからも、ずっと「愛」

以前ここにも書いたように、わたしはAAAの大ファンだ。

好きになってまもなく9年目に突入する今、わたしのなかで彼らに対する想いがすこしずつ正真正銘の「愛」に変わろうとしている。

それはまるでサバンナの地平線のように穏やかで、海よりも深い、そんなところまでたどり着いてしまったのだ。

わたしがこの気持ちの変化に気づいたのは、他のグループの沼に転がり落ちてしまったのがきっかけだった。

ジャニーズWESTである。

さすがは関西出身のギャグセンス、ここぞとばかり魅せるときのかっこよさ、キャラ被りなしの7人の個性。あの手この手と品を変えては「ようこそ」と手招きされ、まんまとその沼へと引きずりこまれてしまった。

わたしはWESTに、こころの底から(本人らが言うところの)てっぺんをとってほしいと思ってるし、冗談ぬきでいつかはとれると思っている。事務所からの推され方は絶妙にほどよく(欲をいえば重岡くんにもっと演技のお仕事をくだs…)、じりじりと知名度もあがっているみたい。

わたしはいま、WESTに対して「ここに!ジャニーズWESTという!歌もダンスもイケてて、コントもMCも演技もこなせるグループがいますよ!!」とまわりに叫ぶことで応援したいと思っている。ひとことでいうと、「熱」だ。彼らのパフォーマンスを飛び跳ねるようにたのしみ、あっつい熱をもってして応援したいというのが、いまのわたしのWESTに対する想いなのだ。

実はこれ、わたしが9年前にAAAを好きになったころとまったく同じ感情であることに気付く。そのときのわたしは新曲がでるごとに狂ったようにPVを何百回でも再生していたし、テレビにでようもんなら、一言も聞き逃すまいとかじりついて見ていた。「とにかく周りに一刻もはやくこのグループの存在を知らせなければいけない」とカラオケに行ってはAAAばかり歌っていたし、ともだちにCDを貸してまわったり、布教活動にもぬかりなかった。

そんなAAAは今年でデビュー13周年目をむかえ、メンバー全員が30歳をこえた。ドームツアーも今年で2回目となり、アーティストとしては順風満帆、確実に知名度をあげ、ファンを増やし続けている。

とはいえ、1年半ほど前から、各メンバーのソロ活動が活発になりはじめた。グループ活動よりも各自のソロ活動のほうが目立つようになっているのは事実としてある。

もちろん、最初はとまどったし、寂しかった。WESTを応援するように、昔のようにグループとしてのAAAを「アツく」応援したかった。それどころか、メンバーがひとり抜け、やっとのおもいで涙をせきとめたのに、6人が同じ方向をむいていないのではないか。わたしの心には大きな不安がうずまいていた。

しかし、7月に幕をおろしたファンミーティングツアー、今月号の女性誌での表紙ラッシュ、a-nationでの大トリ。ひさしぶりに6人が集まったAAAはいままでになくパワーアップしていた。

Nissy、宇野実彩子、urata naoya、SKY-HY、Shuta Sueyoshi、SHINJIRO ATAE

6人全員が、各自のソロ活動で何千・何万人規模のツアーをばんばんと回っていること。そしてその6人でAAAというひとつのグループを作りあげていること。いうならばそれは「奇跡」だ。ひいき目なしにもこんなグループはあとにも先にもそうそうでてこないのではないか。最近まで抱いていた不安が、うそのように飛んで消えてなくなった。

6本それぞれの道が予定調和のようにまじわり、何倍もの輝きを放ちながらわたしたちの目の前に現れたのである。

わたしはもう、あふれる誇らしさと愛情とで胸がいっぱいだ。こんな気持ちをわたしにくれるのは、あなたたちしかいない。そしてある意味、もうこの感情のあとにつづくものはないような気がしている。わたしのAAAへの愛は、最上階までたどりついたのだ。

ネガティブな意味ではない。これからもAAA6人と一緒に、おなじ景色をみつづける。グループ・ソロ、どちらも応援していく。ひとついえるのは、もうたとえどんなに形がかわろうと、この愛だけは永遠にここにあるということだ。

もしこの先、ほんとうに例えばだけど、新曲は数年に一回しかでなくなって、ライブもなかなか開催されなくなったとしても、わたしの想いは変わらないだろう。おじいちゃん・おばあちゃんになっても、6人がたまに集まってニコニコ話してくれるのなら、わたしはそれでじゅうぶん幸せだ。それだけの幸せを、わたしはすでに6人から受け取っている。

なんというか、「成人をむかえた子をもつ親のような気持ち」である(何様だよ)。この先なにがあっても、6人の笑顔が絶えないでいてくれ。願いはただただ、それだけなのだ。


WESTには熱を、AAAには愛を。わたしの推し活動はまだまだ始まったばかり。



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