平和と光る鹿、そしてStrawberryな話。
長女4歳、次女1歳半です。
長女、よく喋ります。
バキバキの関西弁で喋ります。
聞いて聞いて!と前のめりで喋り倒す4歳児です。
そんな長女が最近、我が家に残した名言というか、迷言というか、なんとなく残したい思い出、言葉を書いてみました。
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「平和だわ。」
保育園でゴジラのテーマソング(ダダダン♪ダダダン♪ダダダダダダダダダン♪のやつ)でダンスをしている長女。すっかりゴジラにハマっている。
家でもゴジラみたいゴジラみたい!とうるさい。YouTubeにあがっているゴジラ登場シーンまとめ動画なるものをみている。
休日に同い年のお友達、ミユちゃん(仮名)が家に来た。長女、一緒にゴジラを観たいと言い出したが、みゆちゃんは、ゴジラ怖いから嫌だという。
ミユちゃん、ゴジラよりもディズニーが見たい、ミッキーが見たいといっている。長女を説得し、2人でミッキーをみることになった。
「ミッキーつまんなーい」と駄々をこねていたが、なんだかんだで楽しそうに2人仲良くソファに座って、ミッキーを見ていた。
ミユちゃん帰宅後、長女、テレビでゴジラ鑑賞。
ゴジラは、街を踏み潰し、口からレーザー光線を吐き散らかし、破茶滅茶に暴れ倒している。人々は、混乱のなか、悲鳴を上げて逃げ惑う。
長女、そんなシーンを見ながら、赤いマグカップに入ったホットミルクをひと口、ズズッと飲み、そしてボソリと呟いた。
「平和だわ🍵。ミユちゃん、平和だわ、、、🍵」
長女は、どこで平和という言葉を覚えたのか。
なんだかんだでチャンネル権を譲ったのも大人だった。ゴジラよりミッキーを面白いというミユちゃんを平和だと評するセンスも大人。
飲んでいるミルクが煎茶にしか見えない瞬間でした。
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「シカが、、、シカが光ってた!!!」
朝、マンションのベランダで洗濯物を干している間、長女と次女に「もののけ姫」を見せていた。
鼻歌を歌いながら、ふんふん♪と洗濯物を干していると何やら部屋からキャーキャー!と常軌を逸して騒いでいる長女。
何事かと思い、ベランダから出てなんの騒ぎか聞いたときに、長女が興奮気味で答えてくれた。
「パパ!!シカが、、、、シカが、光ってた!!!」
どうやら、シシガミ様の登場シーンで騒いでいた。この後、巻き戻して同じシーンを何度も見ては「ほらほら!見てみて!鹿が光ってる!鹿ピッカピカ!ピカピカの鹿やん!」と必死に伝えてくれた。
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「Strawberry (strɑːˌber.i) 」
長女、保育園のお友達にブロンズヘアなフレンズがいる。名をマリーちゃん(仮名)という。マリーちゃんは、バキバキの外国人である。
両親ともヨーロッパ人で、昨年春の入園当初は、3人とも日本語が全く喋れないところからのスタートだった。
しかし、マリーちゃん、今では日本語もペラペラ。お友達となんなくコミュニケーションをとっている。現時点でマリーちゃんは、英語と日本語のバイリンガルである。
長女は、保育園でのマリーちゃんとの出会いから、英語と日本語があることを勝手に学んでいた。国という概念も勝手に学んでいた。
最近では、マリーちゃんに英語を教えてもらっているらしい。公園まで一緒に手を繋いで散歩しているときの会話がこちら。
先生曰く、こんな具合で個人レッスンを受けているらしい。
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ある日、食後にイチゴを出したとき「いちごって英語でなんていうか知ってる〜?」と聞かれたので、「ストロベリー」と答えた。
するとドヤ顔でツッコまれた。
「違う違う違う!Strawberry (strɑːˌber.i)!」
親、顔負けである。
マリーちゃん仕込みの発音で教えてくれた。
子供の吸収力たるや、恐ろしいものである。
・こぼれ話
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