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【エッセイ】生きることを許してほしい

誰かの役に立とうと思っていない。いや、役立つ気がしない。だって私は、自分の辛かったことを書いて吐き出したいだけだから。

誰かのようにメンタルハックやライフハックなんて書けやしない。学んで得たものといえば、私はこの社会に適合できないということ。

18歳のときにPTSDを発症した。19歳でうつ病。25才で解離性障害になり、人格が分裂。ここまで普通じゃない人間になることはあるのだろうか。

普通とは何かと問われたら、家族と仲が良くて会社で働いて普通に生活ができていること。私はどれも当てはまらない。

家族とは仲が悪い。会社に勤めておらず、フラフラしているフリーター。いや、ニートに近い。生活保護で暮らしているありさま。明らかに世の中の普通からかけ離れている人間。

こう言う人間は、社会的に淘汰されるのだろう。だけど、私は淘汰される気はない。なぜなら、生きたいから。

生きたい気持ちに明確な理由はない。ただ自分らしく伸び伸びと生きたい。それだけだ。

ただ私が伸び伸びと生きるには、この社会は厳しすぎる。世間からの風当たりが強い。特に生活保護を受給していることに対しての風当たりが。給料と生活保護で支給される額と同じなのだから、不満を持つのは分かる。その不満は、社会に当ててほしいものだ。

私がネットで発信活動をするのは、生きづらくても生きることを許してほしいから。もちろん全員に理解されてほしいとは思わない。嘘だ、思っている。理解して配慮してほしいなんて図々しいことを言っている。

親に愛されずに虐待された。いじめを受けた。性暴力を受けた。散々な人生だ。それでも幸せになりたくて生きているんだ。その生きざまをどうか許して、攻撃しないでほしい。

そんな願いをこめての発信活動を、今日から始めていく。

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