見出し画像

僕が26歳で映画を劇場公開するまでの話(まずはじめに)

2019年3月2日僕は、ユーロスペースhttp://www.eurospace.co.jp/という渋谷の映画館にいた。

画像1


ユーロスペースは渋谷の円山町に位置して、草食系男子の僕は、きっと映画を見に行かないかぎり行かない場所だろう。
数々の今や歴史に名を刻む映画監督たちがここでデビューを飾り、今や有名監督になっている。
ミニシアター系の映画館でも、敷居が高いとされている映画館である。

11時に上映開始というのに自らの映画を見るために180人近い人が詰め掛けてきている。嬉しくて仕方がなかった。
もちろん、そこには、母や知人、キャストのファンも多くはいるわけだが、純粋に自分の時間を使いその場にきているということは、なにか、ふわふわしている気持ちになった。

そして11時になり、映画の主題歌が流れ始め、僕はキャストの皆さんとともに壇上に足を運んだ

舞台挨拶の中身は、ここでは、語らない。
あくまでの自分の体験の主観を話そうと思う。
めちゃくちゃ緊張した・・・
あれは、やばかった。
なんなら途中の萩原さんの目が怖かった、あとで叱られるんじゃないかと思ってwww

最後、よくある一言を言って、舞台挨拶を終えた(この一言に関しては、後に語りたいと思う)

映画がはじまった。
役者たちや、配給スタッフ、宣伝スタッフは仕事がたくさんあり、みなすぐ後にして行ったが、自分は取り残されたので、そっと劇場の後ろから入り立ちでスクリーンを見た。

震えた・・・・
自分が2015年12月なんの実績もない当時23歳の自分が撮りたいと言って自腹で始まっただけの映画が180人がお金を払い、俺の映画を見ている

こんなに嬉しいことはない。正直多分、その光景を見て泣きそうになった。
というのが映画を公開した時の話。

ここまで来るのに前途多難だった。
作ってみてはいいけど、なかなか公開できないとか、マジで金がなくて、宣伝にかかる金を親、宣伝スタッフから借りるとか。

なんなら、今も多難。

正直こんな記事を書いといて別に映像をディレクションして飯を食べている訳でもないし、シナリオを書いてお金をもらってる訳でもないし、もちろん映画を撮って生活している訳でもない。

じゃあ、なんで書こうと思ったか。

生活はできていないが、目指し続けてはいる。
シナリオを書いたりする中で、
◯登場人物の長所と短所
◯コンセプトというの軸
◯どういう成長・結果を招くか
を意識する中で、それを結構自分に置き換えたりする。
ということで
自分を振り返るためにという意味
なかなかおもしろいクズな人生
なんじゃないかなというのを自分で分析・残してみようと思う。(文章能力向上も)

興味あったら、買ってみてwww

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?