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10,000円のバットを「安い」といった息子が160円を「高い」と言えるようになるまで

以前の記事でも触れたが、自宅で行っているお小遣いを「稼ぐ」体験を通じ、中学1年生の息子の金銭感覚の土台はしっかりと作られ始めているようだ。

1万円のバットは安いと思っていた息子

以前はお小遣いを「稼ぐ」こともなく、欲しいものはタイミングで買ってもらえていたこともあり、金銭感覚は育っていたようには思えない。1万円のバットやグローブを安いと考えてしまう事さえあった。これは比較から生まれる金銭感覚ということだが。

その息子に対して約8ヶ月間お小遣いを「稼ぐ」という体験を継続した結果今では160円でさえ、決して安くないと思えるようになってきた。これは「対比」ではなく「自分の稼ぎが土台」となる金銭感覚が育ったという事だと考えている。

大人にとっては1万円も100円も自分で働いて手に入れたお金は「尊い」ものであり、買い物をする際に少しでもリーズナブルな価格を探そうとするだろう。これは稼ぐ体験を通じて育った金銭感覚があるからだと思っている。

子供の金銭感覚はおかしい?!

子供の金銭感覚がおかしいと感じることがよくある。それは対比による金銭感覚だからだと感じている。例えばお菓子はコンビニで売っている物が参考になる為、300円のお菓子は高い、そして10円のうまい棒は安いとなる。

ただおもちゃ屋さんにいって数万円するおもちゃがある中で500円のおもちゃは当然安く、数千円するおもちゃだって安いと感じる子供はいるだろう。

ではどうすれば子供の金銭感覚を少しでも養ってあげられるのか?それは子供にお小遣いを「稼がせる」という体験がとても有効だと我が家では感じている。

小学生の頃に1万円のバットを安いといった息子が今は160円/日のソフトコンタクトレンズを高いと感じ、目が悪くなってしまいもったいないことをしたと感じられるようになっただから、お小遣いを「稼ぐ」という体験は中学一年生の金銭感覚を健康的に育ててくれていると言っても良いと感じている。

次のステップは運用と貯める

お小遣いを「稼ぐ」という経験によって、自分の稼ぎの上限を体験的に理解できた今、中学1年生の息子は「早く投資してみたーい。」と言っている。

SBI証券でも未成年口座が作れそうなので、次のステップは証券口座開設だと感じている。

親主導ではなく子供が自発的にやってみたいと思えるような教育はおそらく良い教育なのだと考えているが、「金融教育」は子供でも強い好奇心があり、上手にリードしてあげれば子供が能動的に取り組める学習テーマになると感じている。

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