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僕がセクシュアルマイノリティを学ぶ意味

僕は、今心理学科の大学4年生で、東京レインボープライドにちなんだ卒業研究をしています。3年生の時にも、セクシュアルマイノリティに関する研究をしていました。


YPJのメンバーだし、東京レインボープライドにも参加するし、もともとそういう関連の研究をしたかったのではと思われるかも知れないのですが、実際はそうではありませんでした。そこで今回は、なぜ僕がセクシュアルマイノリティについて学んでいこうと思ったのかをお伝えできればなと思います!




僕の大学では、どんなことを研究するか決めるのは3年生のゼミの時でした。ゼミでの研究はグループで行なうものだったので、自分の研究計画をゼミ生の前で発表しなくてはいけませんでした。


僕は当時から、セクシュアルマイノリティや恋愛、性愛などに興味がありましたが、「他の人達は興味が無いだろう」という思いと、「当事者として悩んでいる人に失礼になるのではないか」と思い、別の研究計画を発表することにしました。


そして、発表の日。


今まで喋ったことがなかった、物静かなイメージの子が発表のときに、


「私はXジェンダーです。」


とカミングアウトをしたんです。


自分が、マイノリティとして感じている苦悩から、「どうしたらマイノリティじゃない人たちが、マイノリティを受容できるのか」と言う問いを投げかけるような発表でした。


今思い返しても、勇気のある、とても素敵なプレゼンだったと思います。


僕の持っていない視点からの発表で、当時の僕はとても驚きました。


そして、その話を聞いたことで、僕は、セクシュアルマイノリティに関する研究をしたいと思い、その子と一緒に研究をすることにしました。


これが、僕がセクシュアルマイノリティに関連した研究をしようと思ったきっかけです。


研究というと、それこそが差別を助長しているように感じることも多々あるのですが、見方によっては差別をなくすための行動にもなるというのをその子から教わったと思います。


本当に素敵な経験を一緒にさせてもらえたと思っています!ありがとう♡

おかげで、僕の中でとても意味のある、卒業研究を行なうことができました。


そして、その卒業研究をその子が見てくれている場所で発表することができました。


少しでも君に響いてくれてたら嬉しいです。


たくろうでした✌︎


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


そして!!

今回で、YOUTH PRIDE JAPANの2022年内の記事は最後です!

読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。

今年から始まったYPJのNote、いかがだったでしょうか?

来年も、YPJメンバーみんなでNoteを配信していくので、どうぞよろしくお願いします!


それではみなさん、良いお年をお迎えください♡


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