「ファミリーマートの定額カフェサービス」を勝手に提案してみた【デザイン編】
3度の飯より「ファミマのカフェラテ」。朝、昼、夕と3回ほど買っている愛好家です。もうサブスクになってくれー。無いなら作ってみる!というのが今回の記事テーマです。
前編は企画の整理。後編はマイクロインタラクションを含んだモックのデザインを公開します。
企画編から読みたい方はこちらから
マイクロインタラクション満載で「ファミリーマートの定額カフェサービス」を勝手に提案してみた【企画編】
前回の振り返り
6,000円で全商品が飲み放題のファミマカフェ(フラッペを除く)
そんなサービスを勝手に提案しています。
モック公開!
まずはチェックイン
店舗にいる間だけQR発券ができる仕組みを考えています。
そもそもなぜQRかというと、レジすら通りたくないからです。自動販売機くらいお手軽にサクッと買って帰りたいのです。
通常のコンビニは朝昼はレジが非常に混雑しているんですが、カフェラテを飲みたい時間とも重なっています。たまの利用ならよいのですが、定額サービスなのにレジで並ぶというのは最悪のUXになっていきます。それが1日3回もあったらサービス離脱は間違いありません!
また、他人への譲渡を防ぐ目的もあります。QRをキャプチャして友人に送信して、友人が購入してしまうということも考えられます。
チェックイン機能でそのあたりは解消されると考えています。
購入はQRをかざすだけ!
現状の流れでは少なくとも80秒くらいかかりそうです。
レジで並ぶ
↓
商品名を伝える
↓
決済をする
↓
カップを受け取る(または自分で取り出す)
↓
カップをセットして商品ボタンを押す(ボタン数が多いので迷う ※後述)
こちらをどれくらい短縮できるかもサービスの設計次第です。
モックの流れでは20秒ほどの計算になります。
ファミマ付近からアプリを立ち上げ。(チェックイン)
↓
商品をスワイプで選択
(よく飲む商品は履歴やお気に入りから優先的に表示されているのでスキップ可能)
↓
カップを自分で取り出す
↓
QRを表示して機械にかざす
↓
カップをセットして抽出ボタンを押す(サブスク専用ボタン)
以上、工程数はあまり変わらないですがトータル時間や心理的なハードルは200%くらい良くなっていると感じます。
ここまでの前提としてファミマ側の整備でいくつか必要なことがあります。
・抽出機械とQR決済の連動
・カップをユーザーが取り出せる配置(既存店では一部クリア済み)
・サブスク専用ボタンを機械に埋め込む
また購入導線でもう1点解決していることがあります。
それは商品ボタンを押すことがどうしても難しい問題です。
セブンイレブンのコーヒーマシンのデザインが◯◯なのは有名な話ですがファミマも負けていません。ラインナップが増えすぎてボタン数が多すぎるのです。
毎日2回買っているにも関わらず、どうしても最終確認で1秒ほど考えてから押してしまいます。正直ホットとアイスを間違えたこともあります。
そんな無駄な思考すら排除できるのがアプリで最初から選んでおくということで解決できます。なんだったら専用マシンは電源ボタン1個で設計できると思います。
待ち時間もスマートにしたい
コンビニコーヒーは美味しい代わりに少しだけ時間が必要です。
そこまで長くもないですが、マシンのインジケーターを眺めているかスマホを触るかという人が多いと思います。
この時に単純な施策として広告枠にするとかイベント情報を出しましょうとなりがちなんですが、もっとやるべきことはありそうです。
※自分が使いたいサービスなので徹底的にユーザー視点です!
待ち時間こそサービスの利用状況を教えてほしいです。
例えば、
・利用回数
・利用金額とそれに対する損得状況
・元を取るための残数値
・最後に新商品のご案内
こんな感じで、ファミマ側からユーザーファーストな姿勢をアピールすることで会員の信頼感を得られると思います。
長々と書いてしましましたが、抽出完了のタイミングでスマホ側のバイブで教えてくれるとベストです!
最後に次回の利用時間を案内してあげると最高です。アラート設定もここから案内しています。
通知機能
サブスクは単純計算だけでいえば企業かユーザーのどちらかが得をしてどちらかが損をしています。もちろん単純計算では測れないことはわかっています。
ただユーザーは何回飲めば元を取れるということは1度は考えることです。
そのあたりを通知機能でうまく処理していきます。
圧倒的に飲んでいない人にはプランの変更・解約に誘導するというのもありです。つまり簡単に解約できるなら飲みたい時に再登録しよう!という心理が働きます。
個人情報がとられたまま、どこで解約できるのかわからないサービスは絶対に使いたくないですよね。
友人への分け合い機能
これは月末の最終日に使い切れなかった場合、友人にもチケットをシェアできる機能です。
これにより、自然発生的に共有されていき口コミだけでユーザー獲得ができるメリットがあります。シェアされた友人も「使い切れない場合はシェアすればいっか」と考えているので新規登録へのハードルが下がります。
まとめ
以上、マイクロインタラクション満載で「ファミリーマートの定額カフェサービス」を勝手に提案してみた。でした。
この記事がファミリーマート様に届くことを願っています。好きだからこそ、もっと改善してほしいですしお手伝いできることがあれば幸いです!
ではファミマに行ってきます。
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