今年も来るぞ。トロント国際映画祭 2023
トロントに来る理由を聞かれたら、ナイアガラの滝と答える方も多いと思いますが、映画ファンの皆様はもちろん…?
今年も9月7日~9月17日まで第48回トロント国際映画祭(TIFF)が開催されます。毎年超超豪華な俳優たちがレッドカーペットを歩くので、間近でハリウッド俳優を見れるチャンス…だったのですが! 今年は俳優や脚本家たちのストライキもありレッドカーペットのオフィシャルでのアナウンスはまだされていない状況です。
その代わり(?)様々な無料イベントが発表されていて、9月8日にはNickelback (ニッケルバック)がドキュメンタリーの上映のプロモーションを兼ねて来場し彼らのコンサートが無料で見れるそうです。
さらに9月9日にはストレンジャーシングスでお馴染みのフィンウォルフハードがThe Aubreys featuring Finn Wolfhardとしてステージを披露するとのこと！
去年はハリースタイルズが来てめっちゃ大騒ぎでした。
今年は宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」がオープニング上映作品に決定したことでも話題ですね。英題は「Boy and the Heron」(少年とサギ)
映画を見た人は特に、えぇ〜それがタイトルかい！となったのでは…？
山田は個人的にそこが映画の核の部分とは捉えてなかったので、タイトルがなぜそうなったのか気になるところ。
他にも是枝監督の「怪物」など日本映画もたくさん上映される予定です。
それではここでトロント住民のバイブルこと”blogTo”が選ぶ、
今年のTIFFで見るべき映画TOP10です。
Anatomy of a Fall
The Zone of Interest
Concrete Utopia
The New Boy
Poolman
Fingernails
In Restless Dreams: The Music of Paul Simon
Lee
Les Indésirables
Defiant
Anatomy of a Fall
今年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した作品。
夫殺害容疑に問われた著名作家の裁判を描くリーガルドラマで、裁判を通じて、夫婦のプライベートな生活がつまびらかにされていく。
The Zone of Interest
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。アウシュヴィッツ強制収容所の所長ルドルフ・フェルディナント・ヘスとその家族の物語で、マーティン・エイミスの小説を原作としたホロコースト映画。
Concrete Utopia
大地震により一瞬にして廃墟と化した韓国の首都ソウル。唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちが巻き起こす物語を描くパクソジュン主演のエンタテインメント大作。
The New Boy
ケイトブランシェット主演。1940年代のオーストラリア。アボリジニーの孤児である9歳の少年が、人里離れた修道院で育てられることになる。生き延びるために精神的な困難に直面しながら周囲の秩序にも揺らぎが生じていく。
Poolman
スター・トレック』や『ワンダーウーマン』でお馴染みのクリスパインによる監督&主演作品。ロサンゼルスに住む主人公が市の腐敗を知ってしまい、自分が愛するロサンゼルスを守るために奔走し立ち向かっていく。
Fingernails
物議を醸す新技術によって、カップルの真実の愛が証明できる世界を舞台にした物語。その技術はカップルの爪を調べることで、2人が愛し合っているかどうか判断できるというものだ。愛をテストする研究所に就職した女性アンナは、先輩教官アミールのもとで働き始める。アンナはすでに真実の愛が証明された恋人ライアンがいたが、なぜかアミールへの思いを募らせていく。
In Restless Dreams: The Music of Paul Simon
本作では、『Sounds of Silence』から『Graceland』まで、数え切れないほどの音楽的頂点を極めたポール・サイモンの60年にわたるキャリアを振り返りながら、最新アルバム『Seven Psalms』制作中のスタジオに密着するドキュメンタリー作品。
Lee
ヴォーグ誌のファッションモデルから戦場カメラマンとなった異例のキャリアを誇るリー・ミラーの伝記映画。ナチス・ドイツの真実を暴こうと、報道写真家として第2次世界大戦の前線に赴いたミラーが、裏切りの末に自らの過去と向き合うことになる姿を描く。監督は『エターナル・サンシャイン』で撮影監督を務めたエレン・クラス。
Les Indésirables
フランス作品。前市長の死後、後継者となった若き市長とある女性活動家がパリ郊外の貧しい地域を舞台に今後の最善の道を巡って衝突する。
Defiant
ロシアの侵略から自国を守るために戦うウクライナのDmytro Kuleba外務大臣やその他戦争の最前線に立つ政治的指導者たちに迫るウクライナのドキュメンタリー。
いかがでしたでしょうか？
今年は例年と違うTIFFとなりそうですが、また新たなイベントや
野外映画上映会などストリートではたくさんの無料イベントが行われているので、現地にいる方はぜひ足を運んでみてください＾＾
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