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自分の年収の価値。

社会に出ると、必ずと言って良いほど考えるであろう“お金”について。

新卒であれば、初任給は200〜300万近くだろうか?

もちろん、職種や技術的なスキルが必要な仕事に関しては増減はするだろう。

ここで考えたい部分を、例として挙げる。

「自分の年収は、本当に自分の仕事の価値に合っているのだろうか?」

イメージしやすいように、月給、日給、時給、分給で分けてみた。

<年収例>
※1日を8時間、月に21営業日働くと仮定
年収1000万円の場合
月:83.33万円
日:3.96万円
時:4,960円
分:82.6円
年収900万円の場合
月:75.00万円
日:3.57万円
時:4,460円
分:74.3円
年収800万円の場合
月:66.66万円
日:3.17万円
時:3,960円
分:66.0円
年収700万円の場合
月:58.33万円
日:2.77万円
時:3,470円
分:57.8円
年収600万円の場合
月:50.00万円
日:2.38万円
時:2,970円
分:49.5円
年収500万円の場合
月:41.66万円
日:1.98万円
時:2,480円
分:41.3円
年収400万円の場合
月:33.33万円
日:1.58万円
時:1,980円
分:33.0円
年収300万円の場合
月:25.00万円
日:1.19万円
時:1,480円
分:24.6円
年収200万円の場合
月:16.66万円
日:7,900円
時:990円
分:16.5円
年収150万円の場合
月:12.50万円
日:5,900円
時:740円
分:12.3円

僕が社会人になった時の最初の年収が150万前後だったはずなので、一応例として出してみた。

時給で言うと740円で、分給は12円。

当時は美容師(スタイリスト)のアシスタントとして働いていたので、僕が生み出す金銭価値はゼロ。

だけどこれだけでも、1分ごとに12円も価値が発生していることになる。

たった1分で、会社側からしたらうまい棒1本をプレゼントしている状態なわけだ。

社会人も2〜3年目、さらには中堅になってくるとどうだろう?

転職とかもしてみると、年収の幅も300〜400万円近くに上がってくるとする。

ここまで来ると、時給は1万円を超え、分給も300円近くになってくる。

たった1分で300円だ。

コンビニで何かおつまみを買うことができる。

同じ給料のメンバー4人で、1時間ミーティングをしたとしよう。

1万円×4人=4万円

そのミーティング1回あたりにかかった金額は4万円ということになる。

もはやコミュニケーションの一環として続いている惰性的な会議は、恐ろしいほどに浪費という名のコストというイメージがつくだろう。

同時に覚えておきたいのが、生理現象として行くトイレやタバコ休憩中にも、分給で換算するととんでもない数字になる。

仮にこういった小休憩の時間が5分だとする。

分給は計算しやすいように300円として、この5分間の何気ない休憩を、1日に4回したとしよう。

5分×4回×300円=6,000円

1日に6,000円の損失だ。

月に換算すると、12.6万円
年に換算すると、151.2万円

とんでもない数字になる。

だからと言って、休憩が悪い話ってわけでもない。

限られた時間の中で、限られた集中力を発揮するために休憩は必要

むしろ休憩によってパフォーマンスが発揮されるのであれば、積極的に取り入れるべきでもある。

覚えておいてほしいのは、自分の過ごす時間には、価値があるということ。

1日あたりの6,000円が、高いのか安いのかは人それぞれ。

だけどそれだけの価値を生み出せるからこそ、その立場にいて、その役割を担っていて、その対価を受け取っている。

会社員から独立した場合や、起業している場合は尚更考えることだろう。

僕ら誰しもが持っている、平等な資源__時間

人生においての貴重な資源を切り売りしているわけなので、1分、1秒を大切に生きていきたい。


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