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コダックの手軽なヤツ

先日、「写ルンです」の仲間たちで紹介したコダックのレンズ付きフィルム「Fua Saver」早速買って撮ってみました。


現像のとき

現像に出すときに、フィルムの取り出しを見せてもらいました。
フィルムパトローネの軸にギザギザが付けてあるんですねぇ
フィルムパトローネには、Kodak800FILM「for use in Kodak single use camera」とだけ書かれた専用フィルムが入っていました。
カメラ屋さんの店員さんによると、以前のコダックのレンズ付きフィルムよりフィルムの取り出しが簡単になったそうです。以前は堅くて大変だったようです。フィルムを取り出したあとの本体は専門の業者が買い取ってくれてリサイクルされるそうです。

取り出された専用フィルム
マイナスドライバーなどでグイッとすると、カメラのそこがパカッと撮れます。
取り出されたフィルム。ISO感度800のフィルムは今や貴重ですね。

使ってみて

「Fun Saver」について

やはり、レンズ付きフィルムは軽くて、手軽でスナップには最適ですね。
週末、息子と1時間ちょっとお散歩したときの写真が多いです。散歩のお供には最適ですねぇ
個人的には、形やカラーリングなどのデザインはとても好きです。丸みが付いた形なので、持ちやすいですし、赤と黄色で気分も上がります。
使い心地は、富士フイルムの「写ルンです」とほとんど変わらないですが、フラッシュのスイッチが違っていて、「写ルンです」はスライドスイッチでON/OFF切り替えするタイプですが、「Fun Saver」は、フラッシュマークのボタンを押し続けないと行けないタイプで、少し使いずらかったです。

「Fun Saver」と「写ルンです」

「Fun Saver」と「写ルンです」の違いですが、
「Fun Saver」は、レンズ31mm、絞りf9、シャッタースピード1/120、フィルムISO感度800、撮影距離1.2m〜3.5mです。
「写ルンです」は、レンズ32mm、絞りf10、シャッタースピード1/140、フィルムISO感度400、撮影距離1m〜です。
簡単にまとめと、「Fun Saver」の方が明るく写って、少し近接が苦手です。
「Fun Saver」の写りは、全体的に柔らかく、温かい色味の用に感じます。


作例写真

激しいフレアとゴーストです。プラスチックレンズらしいですね。
温かみがある色味
フラッシュ撮影も良い感じです。
遠景は「写ルンです」の方が正直キレイかな。
景色をメインで撮るなら「写ルンです」をお勧めします。
逆光でも意外と暗部のディティールが残っているのはISO800フィルムのおかげ?
幻想的な感じ
強烈なフレア
親子でお散歩
影が伸びてきた、背も伸びたね
イチョウのトンネル
この空色の感じは好きです。



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