噂のカルト映画、橋本忍監督「幻の湖」を、生まれて初めて観た。「闇鍋のような映画」
■女性の愛犬家を怒らせてはいけない
■マラソン(長距離走)はとっても辛い
■琵琶湖付近の雄琴にはコスプレ・トルコ風呂があった
以上の3つのことは、わかりました。
◆◇◆
約3時間もある大作であるが、途中で30分ほど寝てしまった
ので、ヒロインの愛犬が殺されるシーンは観ていない。
時間を飛び回るシナリオの構成がぶっ飛んでいます。
(1)現在のトルコ風呂。
(2)戦国時代。(小学生ぐらいの万福丸という子供が串刺しになっているのを見て、「これこそ、本当の串刺しやなぁ」感心した)
(3)そして、スペースシャトルに乗って、大気圏を飛び出して、はるか琵琶湖の上で歴史ある笛を空中に置く隆大介。
◆◇◆
しかし、ヒロインと一緒に雄琴のトルコ風呂で働いていた
アメリカ人の女性ローザが
「実はアメリカの秘密諜報部員であった」
と、ウイッキーペディアに書いてありますが、
本編を観ても、そんなこと、ま〜〜〜たく説明されてません。
ただ、ヒロインがひとこと
「・・・ローザって、どうして雄琴に?」
とひとこと呟くだけです。
真相は謎のままです。何者なのでしょうか?
◆◇◆
公開時は、あまりに意味がわからないシナリオだったため、
客が入らずすぐに公開中止になったが、
時が経ち、
「永遠の、極上のイリュージョン・ムービー」
「時空を踏破した映像スペクタクル。トンデモ映画的な冷やかしの目で観るのはもう時代遅れ。真剣に見るべし」
「至るところにトチ狂った細工が施され、壮大に歪んだ和のわびさびを感じる、一級品の発狂映画」
など、肯定的に評価する動きも出ている。のだとか。
300円なら、損はしていないかな、という感想です。
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