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アマプラで、東宝の「キングコングの逆襲」を鑑賞する。東京タワーのつくりこみが凄い! 職人技だ!

キングコングが恐竜と戦ってるシーンの看護婦スーザンの眼差し、手の平に乗せられてるスーザンの「ねえ、離してよ!」キングコングが手から離す気持ちは男なら解り過ぎる。「揺らさないで」と言われ、スーザンの願いを受け入れるキングコング、私を連れてかないで、やめてよ!ねえ!

何だかエッチなビデオでも観ている様な不思議な気持ちにさせられる。キングコングが怪獣だけど人間的、しかも男らしい優しさにキングコングが好きになられずにはいられなくなる。

あんな悩ましい姿の看護婦なら私も一度で良いから手の中で握り締めたくなります。マダム(浜美枝)とドクターフー(天本英世)のやり取りも面白い。

確かに昨今の怪獣映画に比べたらスケール感は無いかもしれない。それを補う俳優陣の魅力と会話を楽しむ作品として見る作品です。

それにしてもやっぱり、あの金髪の外人看護婦ですよ。私がもしも、キングゴングだったら同じようなやめてよと言われたらやめるし、逃がしてよと言われたら逃がします。

ちょっと卑怯なコングさん。おちゃめです。

終盤の東京タワーでのゴング同士の攻防、ドクターフーを裏切るマダムピラニア、ドクターフーの仲間の一人にウルトラマンを演じる俳優も居て、ウルトラマンに変身して助けに来るのではないか?なんて想像してしまったり、色々楽しませる為の仕掛けがあちらこちらでもあります。

がんばれ!スーザンの為にキングコング!
最後までキングコングを応援して観ました。

ゴジラ以外の東宝特撮のなかでは、わかりやすくて、明るくて、お子様に観せるには、よろしいかと。

ちなみに、メカニコングのデザインは秀逸ですよね。このセンスの良さは東宝特撮のなかでもピカイチ!

かっこいいメカニコング。
天本英世さんの髪の毛のボリュームがハンパない。どんなヘアケアをしているのか?
東京タワーがすごく大きい。モスラと比べると・・・う〜む。

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