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ほっこりエッセイ~Gとの思い出~

私は、○キブリが苦手だ。
どこが気に入らないのだろう?
あの色と、形。そして背中のつや感。
あとは、すばやい動作。
背中におさめきれなかった羽がチラ見えしている個体は要注意だ。
なぜなら、飛ぶという反則行為をするからだ。
私はヒト科だから、飛んで逃げることはできない。
彼らは、私よりも速いスピードで動き回る。
そして、時に、飛んでくるのだ。
間違いなく、脅威である。

長男出産前に実家へ里帰りしていたときのこと。
2月の寒い日だった。
台所で洗いものをしていると、シンクに小さなGがいるではないか。
こんな時期に、Gの赤ちゃんがいるのか。
苦手なものからは逃げるが勝ちで、私はその場をあとにした。
それから数時間後、陣痛が発生。
深夜に長男が誕生した。

そして、時は流れて数年後。
次男の出産予定日は5月中旬だった。
私は長男と土日に散歩をしていた。
散歩帰りにご近所さんのお庭で、立ち話をしていた。
すると、そのお庭にGが現れた。
お外でGと対面するなんてめずらしいなと思いながら、帰宅した。
その翌日早朝に、次男が誕生した。
これは虫が知らせてくれたのか。
3人目の予定はないので、もうたしかめることができない。

我が家のG対策は、冷凍ジェットという殺虫成分不使用のスプレー。
こどものいる家庭だけでなく、ペットのいるお家でも使われているようだ。


ありがとうございます💕 とてもうれしいです🤗