読書記録No. 8 日本語って難しい？簡単？

外国人の友人と交流する中で、やっぱり日本語って難しいのかなとか日本語を話せるだけですごいことなのかなと思うこともあったけれど、

この本を読んで、より難しい言語の文法や日本語より複雑な言語もあることを知った反面、やはり日本語は活用や同音字などは難しいと改めて気づかされることもありました。

タイトルにある「眠れなくなるほど面白い」は、ちょっとオーバーな表現かもしれませんが（笑）

当たり前に使用していた言葉の意味や、この言葉にはこんなに多くの用法があるのかなどといった発見もできます。

国立国語研究所、略して”国語研”の研究員や名誉教授の方が質問に対して解説をしてくださいます。

英語とカタカナ、外来語の絡みは理解が難しい部分もありましたが、言語学的な視点と詳しい説明で読み進めることができます。

専門家になるまでにどのくらいの参考文献や研究を費やしたのか気になります。

私自身、外国語を学ぶことが好きなので日本語と外国語の関連性、漢字文化についてなど興味深く拝読しました。
歴史的なこともありますし、過去の日本人が残した記録、落書きなど、現代から古代の日本語について書かれています。

日本語学習者や言語学を専攻している学生が読んだらより関心が持てるかも。

日本語の大疑問　眠れなくなるほど面白い ことばの世界　（幻冬舎新書）

最後までお読みいただきありがとうございました。