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これからの世界

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これからの世界を考えるには、これまでの世界を理解する必要がある。これまでの世界を理解するには、これからの世界を考える必要がある。
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2021年12月の記事一覧

私たちがコントロールできるのはインプットであり、アウトプットとは結果にすぎない

私たちがコントロールできるのはインプットであり、アウトプットとは結果にすぎない

 ほんと、そうだよなぁと思う記事がひとつ。

 結果を制御できるとしたら、それはルーティンワークであるからだ。

 この記事によるamazonの面白さは、成功確率を高めるプロセスを自分たちなりに定めているところである。プロジェクトの全部を定式化することはできないが、主要な部分については、それが可能だ、という考えに基づいている。直感的には、妥当性の高い考えであるように思える。

 一方で、それを論理

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「個人投機家」達によるスタンドアローンコンプレックスの可能性

「個人投機家」達によるスタンドアローンコンプレックスの可能性

 友人が、個人が株の取引をするのは「投機」であって、「投資」ではないはずではないか、と書いていて、なるほどと思った。

 株式会社を誰かが設立するとか、新しい事業を生み出すとかいう場合に資金を提供し、事業開始の機会を提供するのは、まぎれもなく「投資」である。
 一方、すでに上場されていて、売ったり買ったりするマーケットに並んでいる株とは、株の持ち主同士の売買なので、事業者に直接「投資」する行為では

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思想としてその限界を突破せよ

思想としてその限界を突破せよ

 ふと目に入った、糸井さんの言葉に、本当にそうだなぁと思った。

世の中には多様な価値観があるし、社会に無用なまでに大量の情報が飛び交っているし、人は知ったかぶりでいろんなことを言いたがるけれど、いざ消費するとなると、そんなに大量の情報なんて、邪魔になるばかりで、うまく管理しきれないのだ。だから、「ひとつ教えて」だとか「つまり、なに?」だとか上位にあがってくるひとつふたつの情報で、大勢の人が、どど

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いまこそ、Be Taro.

いまこそ、Be Taro.

 第三期を過去形で語るには時期尚早過ぎるタイミングではあるのだが、考えてみると第一期の倍ぐらいのパフォーマンスを演じて、折り返し地点を過ぎたばかりにも関わらず大変に消耗もしているし、同時に大幅に底上げした固定費やなんかのハードルをどうにか越えようかとしていて、つい先日までは今期をどうしようかと思い悩んでいたのに、そこが少し見えてきたら、まだそれが確定もしていないのに、途端に早くも来期について気にな

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