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それでも何もかも変わっていく【30-DAY SONG CHALLENGE㉙子供の頃から覚えている曲】

こんにちは、演劇ソムリエのいとうゆうかです。

昨日新作動画を公開しました。いつも撮影編集をやってくれてる共同製作者Tが今回も編集してくれたのですが今回特に気合入れてくれたのでいわゆるYouTuberっぽさ増してました。私はどこに向かうのか。でも面白くなってた。すごい。私も大学1年の時は動画編集やってたのにもう忘れて何もできなくなっちゃったな。奴は腕を磨いているというのに。

これは、パートナー(HN:式部)との30-DAY SONG CHALLENGEの記録。
30-DAY SONG CHALLENGEの簡単な説明は以前のnoteに書いてるので、知らない人は読んでみてくださいね。

今日は29日目。今日のお題はこちら。

Day29 子供の頃から覚えている曲

私:宇多田ヒカル-Prisoner of Love

2008年の曲なので私が10歳の頃の曲。ドラマ『ラスト・フレンズ』の主題歌だったと、さっき調べて思い出しました。我が家では、母がこういうテーマを扱った作品をあまり見せたくなかったからか、このドラマを見た記憶がありません。にも拘わらず、どこかで聴いてなぜか引っかかってこの曲が頭から離れませんでした、当時。

「子供の頃から覚えている曲」というよりは、「子供の頃の一時期に強く印象に残っている曲」かもしれない。

曲名も知らなかったくらいなのに、なぜだったんだろうと考えてみたところ、恋愛の切なさや目に見えない激しさを感じるようなメロディーのせいかなと思う。

当時はタイトルの意味さえ分かっていなかったけれど、今考えるとタイトルにぴったりな、静かに沸き起こる、でもふつふつと煮えたぎるような情念を強く感じます。

恋愛をして、結びつきが欲しくなって、反動の空しさや煩悶もあるなんてことは、子供の頃は全然想像もつかなかったのに。20年くらい生きてるといろいろありますね。


式部:小沢健二-ラブリー

式部さんにいつから聴いてるの?と聞くと、小学生の時からで、お母さんがいつも車で流していたからよく聴いていたとのこと。家庭で流れていた曲って、好き嫌いに拘わらず影響を受けますよね。私も父が聴いてた井上陽水さんの『感謝知らずの女』とか絶対同年代が知らないような激渋な曲カラオケで歌いますもん。

タイトルの通り、ラブリーで恋が楽しくなるような曲。でも、私は捻くれているのでこんなかわいい曲にも斜に構えて色々考えてしまいます。だから歌詞を深読みしてドキリとしたり。

全体的に爽やかで甘酸っぱい感じもするけど、ちょっと艶っぽい雰囲気も私は感じる。恋人同士がお互いを求める時にうきうきして気持ちが高まるような。可愛い性愛って感じ。

でも「いつか悲しみで胸がいっぱいでも」という、終わりとか別れを想起させるようなフレーズもあるのが捻くれ者的にはバランスが取れてて良い。

とぼけたような声で歌われているけど、ほんとは世の中の良いことも悪いことも見透かしたうえでのパフォーマンスなのかなと思わせられる。この時26歳のオザケン…恐るべし。

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