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新米フリーランスが、デメリットをあえて書く


広告とかで出てくるフリーランスのイメージ。

「自分らしく」
「キラキラ」
「自宅でゆるく働く」
「自己実現」
「自己成長」

たしかに!と思うものもあるし、盛りすぎでは・・・と感じるものもある。



「フリーランスになるメリット」はきっと想像しやすいと思うので、この記事ではあえてデメリットを書いてみようと思う。

わたしはまだフリーランス半年目の新米。まだ染まりきっていないからこそ、メリットもデメリットもフラットに見ることができる。


なにか新しいことを始めるとき、ネガティブなわたしはデメリットをたくさん調べる。

失敗したくない気持ちはもちろんあるし、なにより「最悪の想定」をしておくことで、「意外と大丈夫じゃん!」と思えることが多いから。

いい面だけ見ると期待だけが高まって、現実が追いつかない・・・ってことが実際にあったんだよね。なので、フリーランスに興味がある人の参考になったら嬉しいです。



来月の収入がわからない

会社員のころの「毎月決まった日に定額の給料が入ること」って、なんて安心できる仕組みなんだろう!といまになって思う。

収入が決まっているからこそ、その中で生活費を振りわけたり、大きい出費のある月に備えたり、事前に計画が立てられるよね。


これがフリーランスだとできなくなってしまって。

ある程度の見通しを立ててはいるものの、クライアントさんの都合で業務量が増えたり減ったりすることもあるし、稼働量ってそのときにならないとわからないことが多い。


ライティングで継続案件をいただいたあとにメディアの閉鎖が突然決まったり、体調不良で稼働が減った月は、収入が2分の1くらいになってしまったときも正直ある。

そのときに「フリーランス、こわ・・・!」と感じてしまった。

これはまだ新米だからっていうのもあるので、収入をいかに安定or右肩上がりにしていけるかは、これからの自分にかかっているんだと思う。がんばる。



税金にドン引き

健康保険や年金が、単純に倍額になる。覚悟はしていたけど、やっぱり金額を見るとドン引きでした。これまでは会社がこんなに負担してくれてたんだ・・・と、いまになって実感してる。

雇用保険や労災保険に加入できなくなるぶん、自分で備えないといけない。

その覚悟ができていないままフリーランス生活がはじまってしまったので、もし計画的にフリーランスを目指すなら、1年分の税金額をイメージして別で確保しておくかな。



コントロール力がかなり必要

働く時間や曜日、仕事量、期限、ぜんぶ自分で管理する必要がある。

流されるままに動いたらキャパを超えた仕事量になってしまい、毎日期限に追われ深夜まで作業するはめになったこともある。

フリーランスとして生きていくのって、クライアントさんからの信頼が必要不可欠だよね。だからこそクオリティの低い仕事をしないために、自分でコントロールする力がものすごく必要だった。



なんとなく不安

正直10年後とかにどうなってるのか、ぜんぜん想像がつかない。

仕事がなくならないか、収入はあがるのか、老後への備えはどうしよう、体力が落ちたらきついな・・・とか。

身近にフリーランスの先輩がいないし、ロールモデルが思いつかなくて、長く働き続けられるイメージがわいてないんだよね。自分がそういう存在になりたい!と思っているものの、まだわからん。




思いつくままにざっと書いてみました。

よくある「孤独を感じる」とか「社会的信用を失う」とかは、わたしにとっては全然デメリットにならなかった!

ひとりの環境で働くことは自分にとって最高の環境だし、友だちが少なすぎて「フリーランスだと肩身がせまい」と思う機会もなく・・・(いいのか悪いのか)


デメリットを書いただけで解決法にはなっていないので、それはこれから自分でできることを考えていきたい。

なにかの気づきになれば、もしくは共感してもらえたらいいな。

またね。



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