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専業ライターになれなかったので、複業という選択をしてみた


会社員をやめて、最初に挑戦したのがWebライター。

文章を書くことが仕事になったらいいなと思っていたし、Webライターには憧れもあった。


実際にはじめてみたときは、試行錯誤しつつもやっぱり楽しくて。

記事の構成とか、ワードのチョイスとか、わからないことばかりだったけど・・・手探りだし時間もかかるし、でも自分で調べながら新しい仕事に挑戦するのは新鮮だった。

書くスピードも文字単価も、経験に比例してどんどん上がっていくのも嬉しくて。自分の努力が、目に見える形で反映されていくのもやる気につながってた。



「Webライターとして生きていけるかも!」とも思ったんだけど、結局専業ライターにはならなかったんだよね。

その後、ブログやオンライン事務やSNS運用代行をはじめて、「複業」という選択をすることになる。

なぜあえて専業ライターにならなかったのか。




やっぱりね、締切がずっと発生し続けるのがプレッシャーになってしまって・・・!「やっと書き終えたー!」って納品したら、また次の記事の執筆がはじまり締切が設定される。

修正期間も見越して締切の3日前とかには納品したいんだけど、新米ライターだったから要領はまだまだよくなくて。毎週時間に追われることがこわくなってきた。

専業ライターとかデザイナーとか漫画家とか、クリエイターって本当にすごい。締切ありきの世界で生きてるので。



あとは単純に飽きはじめてしまった。楽しんでいたくせに・・・!

これって特化ブログでも一緒なんだけど、継続案件だと似たような記事をたくさん書く機会が多いんだよね。「なんかこの切り口、前も書いたな?」みたいなことが増えてくる。

ライターになりたてのころは表現の幅も狭かったから、ぜんぶ同じような内容に見えてきちゃって。いまならもっとうまく書けそう。



なのであえて専業ライターにはならず、複業フリーランスになった。複数の仕事をして、その中のひとつがWebライターっていう位置づけ。

ライター以外で、締切のない継続的な仕事(時給制)を増やしたことで、いまはいいバランスが取れてるんだよね。月5〜9万円くらいをライティングの仕事で稼ぐのが、自分にとってベストなペース。

あとは他の仕事をしているからこそ、「文章を書きたい!」っていう気持ちにもなれる。



「なんかもっと好き勝手に書きたい!」という欲求は、1ヶ月前からはじめたnoteが満たしてくれるようになった。

このnoteも大枠のテーマは「仕事」「働き方」「書くこと」って決めてるんだけど、切り口はかなり自由度を高くしているので本当に楽しい!

もちろん求められる内容を書いていきたいとも思うけど、感情や衝動をありのまま文章に載せられるのはnoteのよさだよね。



専業ライターを選ばなかったからこそ、いまも楽しくライティングを続けている、という話でした。「複業」って、わたしにとっては継続をするための手段にもなってるんだなあ。

ひとつのことを極めるのも、もちろん美しいし素敵なことだって思っている。

でもわたしみたいに飽きっぽい人や凝り固まりがちな人は、あえて目線をそらして他のことをやってみるのもいいかもよ。またね。



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