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忘却術を解いて振り返る2023年のまとめ

こんにちは。
最初に断っておきますが、今日の記事は完全に自己満記事です。

私にとってとても残念なお話なのですが。。。
私は、嫌だったことを忘れるのに優れた忘却術ではなく、
自分が頑張って積み上げた実績や経験を全て無かったことにしてしまう忘却術に優れています。

そんな役立たない忘却術正直要らないと思いますが、これが私なので仕方がありません。

なので、この記事を読んで自慢やんって思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当にそんなことはなく。

実は昨日友達から電話があるまで「私は何をやってもダメな役立たず」って過去の環境が自分にかけてしまっていた洗脳に支配され、少しうつ状態になっていました。

なので、改めてここに書きだすことで、この一年自分頑張ったなって少しでもなれたらって思い今文字にしています。


IAOTRCで2期目メンター&3期目は自分の為に「NO」って言えたこと

IAOTRC(International Association of Trauma Recovery Coaching)は、私がトラウマ回復コーチの認定を得た協会。
勿論、共通言語は英語で、ここに学びにくる多くのほとんどが、英語ネイティブ。そして扱う内容はトラウマに関する専門的内容ばかり。

認定を取るためには、下記の箇条書きのリストに書いてあることを全て完了させなければいけません。

だから、メンターは認定のためのプロセスを生徒に理解してもらうのをサポートしたり、(2期目は)課題が大丈夫か確認して欲しい生徒がいる場合は、それを読んで、一つ一つ丁寧に結構な長文で英語でコメント返していました。

3期目はもしかしたら、このコメント返しがなくなるかもとは言われたものの、時差があったりして、自分の中でこのメンター業務が相当重く感じていたので3期目は自分のためにメンター業務継続しないことにしました。

(下記のリストは私が受け持った2期目内容なので、また改訂されている可能性もあります。)

  • ほぼ毎週ある授業にZoomで参加、もしくは録画で確認。

  • 課題(認定を取る際に、ほぼ毎週出される課題を全て提出する必要がある)

  • 一定数のOPG(Observation practice group)スーパバイザーがクライアント役の人に対して、トラウマ回復コーチングの生セッションを実施し、その中で生徒たちが見ている中で沸き起こった質問や疑問に先生が答えていくセッション。

  • 一定数のPPG(Participation Practice Groups)クライアント役の人を選び、その人に対して順々に生徒たちがコーチングをしていき、スーパバイザーがフィードバックをしたりするセッション。

  • 一定数のTriadクライアント役、コーチ役、傍観者役で役割を変えながらコーチングをしていく。最後の回はスーパバイザーが評価をしていく。

  • 一定数のSV(Supervision)実際のコーチングセッションで起こる難しいケースについて、話し合いをして理解や別のアプローチに気づくきっかけになるセッション。

  • 授業内容及び課題図書4冊から出題させるテスト(合格点を取るまで何回も受けれる)

  • 実際のコーチングセッションの録画とそのセッションのサマリー及び必要な書類及びワークシートの提出。

Kindleで18冠を達成した本のペーパーバックを発売

Kindleで出版をしたと宣伝した際に、本は紙で読みたいと仰ってくださる方が沢山いらっしゃったので、「【アメリカ発最新】 心の傷の仕組みを知り 自分をはぐくむ: 生きづらさを癒し、自分とお友達になる」をペーパーバックにしてみました。

ただ、ペーパーバックはKindle本とは違い色々な紙の本としてのお作法もあり、色々なエラー等もあり相当ペーパーバックにるのには苦労をしました。

最初はお金を出してペーパーバック用に体裁を整えてもらったのですが、完成品をみて色々変更したり書き換えたい部分が出てきてしまい。最終的に、Canvaを使い自分で全部作り直すことに!

でも、「人生は塞翁が馬」だったりします。

自分でCanvaを使いやり直ししたお陰で、可愛らしいフォントを使ってより読んでくださる読者の方にホッとしてもらえるような文字を使ってペーパーバックを販売することができました。

2023年12月11日時点で
Kindle本では、571冊
Kindle Unlimitedでは、39,384ページ(約490冊相当分)
ペーパーバックで230冊、ご購入いただきました。

それを考えると、ペーパーバックを作らなかったら、230人に伝えたいメッセージた伝わらなかっただろうなって思うと作ってよかったです。

自分の好きを集められるノートを発売

アマゾンで18冠を獲得した本は、中村エミリさんが主催されているオンラインシェルパ塾の中で、約3ヶ月程で書き上げたものなのですが、本を出版した後にあったミーティングで、本だけではないワークブックとかノートとかもあるんだよって話になって、そこから着想を得て約3日ほどでアイディアを大まかな形にして、その後1ヶ月ほどかけて何度も作り直した「【書き込み式】 40日間で自分を知るノート」。

それこそ、良かったことや、自分の成果だったり、好きなもの等ポジティブなものに対する忘却力に優れている私がこんな本あったらいいかもって想いを形にしてみました。

ただ、そういう思いを一生懸命詰め込んだけれども、この本も私がこんな本を出していいのだろうかって相当及び腰&何故か超絶ビビってしまっていたので、こちらのノートは宣伝とかもほとんどしませんでした。

でも、2023年12月11日時点で64冊ご購入いただきました。ご購入してくださった方から、「ページを眺めているだけでほっこりしたり、癒される」という声も聞いたりするので、ご購入していただいた冊数は本と比較すると少ないですが、本当に作って良かったと思っています。

内的家族システム(IFS)で知ったパーツたちを記録できるアプリSenturのCEOに日本語版について直談判

実は2022年から知っていたSentur。だけど、あまりその使い方や良い点が分からず、放置していました。

だけど、Senturの使い方説明会があり、目から鱗。

あまりにも感動したので、これ日本でもIFSのセッションとか受けれない人でも使って欲しいと思いこのアプリの良さを色々な人に知ってもらいたい!シェアしたい!って衝動に。

だけど、このアプリ英語なんですよね。
だから、英語の部分を今度は一晩で全部日本語に。

でも、今度は、アプリの文字の部分の内容を全部を訳してしまったから、これは著作権とか色々問題になるだろうなってと思い切ってCEOのSarah Houyさんにメールを。

多忙なようで、お返事が中々なかったので、意を決して今度はSarahさんのメールで見つけたZoomミーティングを予約して真夜中ミーティング。

実際に日本語版のアプリが使えるようになったり、私が作成した日本語訳をシェア出来る様になるのはいつになるか分からないですが、これからもSarahさんとはミーティングを重ね日本語版のリリースに向かって進んでいくつもりです!

内的家族システム(IFS)に関するセミナーを開催

2020にIFSを知ってから、これまで数々のセミナーや本などでIFSについて学んできました。(一覧はこちらから

だけど、まだIFSのオフィシャルトレーニングは受けていません。
なので、私はIFSプラクティショナーという言葉は使わず、IFSインフォームドという言葉を使っています。

ちなみに、オフィシャルトレーニングは2020年にIFSを知った時点で受けたかったのですが、色々な理由がありいまだに受けれていません。

  • 経済的理由(レベル1のトレーニング:約45〜60万円)

  • 時差的理由(アメリカ、イギリス、ポーランド等)

  • 抽選的理由(12,000人待ち、8年待ちレベル、15分で席が埋まったとか色々なことを聞きます。私が最初2020年に聞いた時は待機が3,000人一部の国では抽選もなかったです。だけど、それが、7,000人、8,000人等ここ数年で爆発的な人気に)

そして、自分の中でIFSのオフィシャルトレーニング受けていないのに、私がIFSを伝えるなんて大それたことはしてはいけないって強く思っており、IFSの良さを色々な人に伝えたい自分と私はそれをしたらダメだという自分とで相当葛藤をしていました。

ただ、そんな中「IFSについて話をして欲しいです」というお話もちらほら聞くようになり、自分でこの壁を壊さないとって思い、IFSセミナーを開催したりしました。

勿論自分が知っていることとそれを誰かに伝えるのはまた別のこと。

来年もっとIFSを自由に伝えられるように、自分の中にある壁を壊せるようにしていけたらなって思います。

「身体はトラウマを記録する」で挫折した読書会に違う本でリベンジ

海外でトラウマについて学びたいのですがどんな本を読んだらいいですかの質問に対して必ず1番最初に進められる「身体はトラウマを記録する」でも、この本688ページもあるんですよね。

しかも、結構事細かく色々なことが具体的に書いてあり、めちゃくちゃ身体に記録されているトラウマが呼び起こされてしまう本だったりもするんですね。

今年の4月に発売された日本語で出版された「複雑性PTSD 生き残ることから生き抜くことへ」も、とてもいい本なのですが相当アクティベートされると聞くので私まだ読んでいないです。

で、2022年に読書会やりたいと思って、実際に内輪で「身体はトラウマを記録する」を深める読書会をしたのですが、読書会の中で読み進めていくスピードが速すぎたり、私もTraumatic Stress Studiesで学んだことを盛り込まなければって意気込みすぎてしまったのですよね。

そして、案の定挫折しました。

そんな折、お世話になっているカウンセラーの先生から「複雑性PTSDの理解と回復ー子ども時代のトラウマを癒すコンパッションとセルフケア」を勧められ。だから、本屋さんでパラパラ読んでみたんですね。

第一印象は、読みやすい!そして、本自体にコンパッション(思いやり)だったり愛が詰まっている!

なので、一度挫折してしまった読書会に再チャレンジすることにしました!

そして、ある程度終わりが見えてきたので、また来年この読書会開催したいと思っています!(ご興味のある方はこちらから

2023年やり残したこと

  • 『【アメリカ発最新】 心の傷の仕組みを知り 自分をはぐくむ: 生きづらさを癒し、自分とお友達になる』の英語版の出版

  • 『【書き込み式】 40日間で自分を知るノート』の英語版出版

  • セルフケア講座の英語版をUdemyで発売

  • 自分はぐくみ塾の開始

なんかきっと誰得にもならないであろう文章を最後まで読んでくださってありがとうございます。

来年はもう少し自分の中にある足かせから自由になって自分がしたいと思うことがもっと自由に実行に移せるようになったらいいなって思っているので、応援していただけると嬉しいです!


Eri Blue  (エリ ブルー)
自分はぐくみ塾 塾長/Dr Blue Coaching 代表
1983年生まれ。イタリア・ミラノ大学大学院卒(生化学博士)。管理栄養士。日本初IAOTRC認定トラウマ回復コーチ。外資系企業勤務を経て独立。ACE*スコア7のACEサバイバー。(詳しいプロフィールはこちらから)
*ACE(逆境的小児期体験)についてはこちらから

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アマゾン18冠 知識編
【アメリカ発最新】 心の傷の仕組みを知り 自分をはぐくむ: 生きづらさを癒し、自分とお友達になる 






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