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早食いのあなたへ【Healthy Life】

こんにちは☀
優歯科クリニックです☆

当施設では、管理栄養士が利用者さんの食生活や生活習慣について
カウンセリングを行なっているのですが、
よく耳にすることの一つに「早食い」があります🍙

家族や友人に指摘されたり、周りと比べると食べ終わるのが早いという方も多くいらっしゃると思います。

「よく噛んで食べましょう」や「一口30回噛みましょう」などと
よく言いますよね…!

そこで今回は、
なぜ早食いは良くないのか・噛むメリット・しっかり噛んで食べる方法
をお伝えしていきます😆


🌳早食いが良くない理由

早食いが良くない理由として、
肥満や糖尿病のリスクを高めることが挙げられます。

メカニズムとして、

①早食いをすると、食後の血糖値が上昇しやすくなる
太りやすくなる

すると…

②膵臓は短時間で必要なインスリンを分泌しなくてはならなくなり、膵臓に負担がかかり、弱ってしまう

膵臓に負担がかかるとインスリンの分泌量が減少したり、分泌されても十分に機能しなくなる

糖尿病になるおそれがある


🌳しっかり噛んで「ヒミコのはがいーぜ」

卑弥呼の時代の食事の噛む回数は(3390回)は現代(620回)の6倍以上
だったといわれており、噛む回数も食事の時間も年々減少していると
考えられています。

卑弥呼の時代は今よりたくさん噛んでいた…!


噛むことのメリットとして、

「ひ」肥満防止
⇨満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぐ

「み」味覚の発達
⇨噛むことで香りが広がり、味覚が豊かになる

「こ」言葉の発音がはっきり
⇨噛む刺激でアゴが発達する、永久歯の歯並びが良くなる

「の」脳の発達
⇨アゴからの刺激で脳が刺激され集中力が高まる、老化防止に役に立つ

「は」歯の病気・むし歯予防
⇨唾液がたくさん出ることでむし歯予防になる

「が」がん予防
⇨唾液に含まれる酵素によって食品中の発がん物質の発がん性を抑制する

「い」胃腸の働きを良くする
唾液に含まれる消化酵素が消化吸収を助ける、食中毒予防にもなる

「ぜ」全力投球!!
⇨歯並び、かみ合わせが良くなることでしっかりと食いしばることが出来る

こんなにたくさん良いことがあるんです👍
「ひみこのはがいーぜ」で覚えやすいですよ☆

🌳よく噛んで早食いを阻止する方法

ここでは、よく噛むための工夫について5つお伝えします!

①食卓に飲み物をなるべく置かない🧉
⇨水やお茶などが近くにあると、つい手にとってしまい、食べ物をよく噛まずに流し込んでしまいます。

②足が届く椅子を使う🪑
⇨足が地面についていない状態では、体が不安定になり猫背になってしまいます。落ち着かずよく噛まないだけでなく、イライラしてしまう原因にもなります。

③“ながら食べ”をしない📺
⇨テレビや本、新聞などを見ながら食べるのではなく、
食べることに集中できる環境が大切です。

④大きく切る🔪皮付きのまま食べる🍎
⇨食材に包丁の“刃”を入れる回数を減らすと、自分の“歯”で噛む回数が増えます。

⑤柔らかい食材に歯ごたえがある食材を組み合わせる🥜
⇨例:納豆+ちりめんじゃこ
   サラダ+ナッツ  など…

できそうなことから始めてみるのもgoodですよ🙆

みなさんも、今から早食い阻止・よく噛んで、
健康に食事を楽しみましょう😝


最後まで読んでいただきありがとうございました😁
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今回の記事は管理栄養士の助川が担当いたしました💠


参照:

歯と口の健康から始める食育サポートブック:社会法東京都歯科医師会https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/shikahoken/pamphlet/shokuiku.files/01_P1-18.pdf



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