プラスマイナス

具体的なことはぼやかすけども、数ヶ月前までは生活のなかでのフラストレーションを強く感じていた。
そういうメンタルのとき、楽器を弾くモチベーションがかなり高くなる。
目の前の現実からめを逸らすためのひとつの手段になっていたんだと思う。
試験前に部屋の掃除が捗るのと同じ感じで。

比較的フラストレーションやストレスが少なくなったいまはどうなったかというと、ここ最近ベースを全然触っていない。
リハやライブ当日の3~4日前になって慌てて「おさらいしなきゃ!」と思って弾く程度。

「ここから逃げだしたい!」なんて思う現実がないのはいいことだけど、じゃあ自分にとってのベースは、バンド活動はその程度の気持ちだったんだろうか。
心の穴を埋めるため、マイナスを埋めるために利用していたものなのか。
心が満たされたらもう満足で、そこから先はどうでもよくなるような、ゼロから先のもっと上にプラスしていくものではないのか。

自分自身と音楽•バンドとの付き合い方について考えたりする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?