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故きを温ねて新しきを知る

「故きを温ねて新しきを知る」

その昔、ある映画で使われたこのセリフは10代の僕の心に突き刺さり、すぐにメモしたことを今でも覚えている。この言葉は今でもとても大切にしている言葉である。

”温故知新”
今日まで『温故知新』の概念からたくさんの新しいモノが生まれてきた。音楽、ファッション、映画等、数多くのコンテンツは古き良きものを様々な形でアップデートさせ、そこから生まれたものが『最新の〜〜』として世に送り出されてきた。
育ってきた環境の中で見てきたモノや聞いてきたモノ、味わったモノなどの五感を通じてインスパイアされ、新たな何かを作り出すことを得意とする者は業種がなんであれ、まさにクリエイターである。

様々な形が時代に合わせた形で現れる。喫茶店からカフェ、カントリーミュージックからEDM、グーニーズからストレンジャーシングスのように新たなモノが次々と世に現れる。それは全て『温故知新』に沿った形で。

今回のこのコロナで様々な事が変わる。今までの常識や概念はなくなり、新しいライフスタイルを人々は否が応にも構築するようになる。日々テレビメディアという古い情報ツールから情報を得ている今にも、今までの常識は変わりつつあり、別の世界では物凄いスピードで様々なコトが変わってきている。それはアジアの国々の中で日本がトップだという古い神話を信じ続けていた間に周りのアジア国々が物凄い進化を遂げていたように。

僕は日本という国が大好きで、とても大切で、だからこそ今のこの大きく世界が変わる時をきっかけにパンとサーカス状態だった国内の様々な概念が大きく変わってくれると願っているし、信じている。
ニューノーマルの時、日本はどのような未来になっているのか。
僕は信じている。僕の好きな『故きを温ねて新しきを知る』が未来にあることを。

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